観・環・感

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感じる事を書いています。

長良川堰10年

2005年05月24日 | 日記
5月23日朝日新聞朝刊の社説から
この日で堰が使われ始めてから10年になるらしい。
1960年代の水を大量に必要としていたときの需要見通しで作った計画のまま、80年代に市民の意見を無視した格好で建設された堰である。
1,800億円をかけ水を大量に取れようにしたのに使っているのは1割だけらしい、
シジミ漁も鮎漁も駄目になり、残されたものはヘドロと自治体の借金ではむなしい。
吉野川河口の第十堰の可動堰化については、ねばり強い住民の運動の成果によって中止されたされたことは、長良川の現状を知れば知るほど良かったと思う。
建設後10年の教訓を国交省は謙虚に受け止めるべきである。