この冬、鳥インフルエンザが猛威を振るうとの予測があり、渡り鳥に全部罪を押しつけられている観がある。
紀宮様が非常勤研究員を務められていた山科鳥類研究所の所長コメントを読めば、誤解であることが分かる。
鳥インフルエンザがそのまま人の間で流行する可能性は低いものの、豚または人の体内で鳥インフルエンザと人インフルエンザが交雑し、て新型インフルエンザが生まれると大流行する可能性がある。
20世紀に世界的に大流行したインフルエンザは、いずれもA型インフルエンザウイルスによるもので、多くは豚の体内で人インフルエンザと鳥類のインフルエンザが交雑(ウイルス同士で遺伝子が組み換わること)して生まれた新型インフルエンザが人に広がったものと推定されている。
インフルエンザウイルスは、元来カモなどの水鳥に広く存在し、(カモ等は無症状でウイルスを糞中に排泄する)、鶏などの家禽類、豚など家畜類に感染する。人に流行するインフルエンザ(人インフルエンザ)も鳥インフルエンザも同じインフルエンザウイルスだが、インフルエンザウイルスの種類により動物種ごとの感染性は大きく異なるので、鳥インフルエンザは人にほとんど感染しない。
しかし、病気の鶏に濃密に接したり、鶏糞などを吸い込んだ場合や野生の水鳥と家禽を一緒に扱ってる東南アジアなどでは直接感染することもある。また、飛行機の利用による国際旅行も多いので、感染地から旅行者などの身体や靴などに付着して、直接運ばれることもある可能性もある。
(写真は、1987年 渡辺貞夫のBIRDS OF PASSAGE(渡り鳥)というタイトルのレコードジャケット)
紀宮様が非常勤研究員を務められていた山科鳥類研究所の所長コメントを読めば、誤解であることが分かる。
鳥インフルエンザがそのまま人の間で流行する可能性は低いものの、豚または人の体内で鳥インフルエンザと人インフルエンザが交雑し、て新型インフルエンザが生まれると大流行する可能性がある。
20世紀に世界的に大流行したインフルエンザは、いずれもA型インフルエンザウイルスによるもので、多くは豚の体内で人インフルエンザと鳥類のインフルエンザが交雑(ウイルス同士で遺伝子が組み換わること)して生まれた新型インフルエンザが人に広がったものと推定されている。
インフルエンザウイルスは、元来カモなどの水鳥に広く存在し、(カモ等は無症状でウイルスを糞中に排泄する)、鶏などの家禽類、豚など家畜類に感染する。人に流行するインフルエンザ(人インフルエンザ)も鳥インフルエンザも同じインフルエンザウイルスだが、インフルエンザウイルスの種類により動物種ごとの感染性は大きく異なるので、鳥インフルエンザは人にほとんど感染しない。
しかし、病気の鶏に濃密に接したり、鶏糞などを吸い込んだ場合や野生の水鳥と家禽を一緒に扱ってる東南アジアなどでは直接感染することもある。また、飛行機の利用による国際旅行も多いので、感染地から旅行者などの身体や靴などに付着して、直接運ばれることもある可能性もある。
(写真は、1987年 渡辺貞夫のBIRDS OF PASSAGE(渡り鳥)というタイトルのレコードジャケット)