今、「下流社会」で話題の三浦展氏が(株)パルコのアクロス編集室の出身だというので、ちょうど氏が就職した頃、勉強会のネタ探しにアクロス選書というのを読んでいたのを思い出した。
本棚を探すと第1弾「時代はパワーを失ったのか」と第3弾「新時代感覚」が出てきた。第2弾の「現代女性ニュートレンドリポート」も買った気がするが見つからなかった。最後のページに執筆者の名前が出てるのだが、第3弾には彼の名前がその中の1人として載っていた。
第3弾(1983年12月7日 第一版)の第1章「新封建主義宣」を読むと
「中流社会とはポスト戦後社会である」という書き出しで
昭和52年は中流社会がしきりに叫ばれた年である。………………………たしかに総理府の「国民生活に関する意識調査」によれば、自分の生活程度を「中」(中の上と中の中と中の下を合計したもの)と答えた人は52年で90%である。しかし、90%の大台に乗ったのはこの年でが初めてではなく、45年であり、48年からは5年連続して90%台を維持している。東京オリンピックの39年さえ既に87%に達しているのである。すなわち、中流社会とは39年以降現在に至るまでの現象であり、つまりポスト戦後社会のことなのだ。
と記してある。
昔日の観がある。
本棚を探すと第1弾「時代はパワーを失ったのか」と第3弾「新時代感覚」が出てきた。第2弾の「現代女性ニュートレンドリポート」も買った気がするが見つからなかった。最後のページに執筆者の名前が出てるのだが、第3弾には彼の名前がその中の1人として載っていた。
第3弾(1983年12月7日 第一版)の第1章「新封建主義宣」を読むと
「中流社会とはポスト戦後社会である」という書き出しで
昭和52年は中流社会がしきりに叫ばれた年である。………………………たしかに総理府の「国民生活に関する意識調査」によれば、自分の生活程度を「中」(中の上と中の中と中の下を合計したもの)と答えた人は52年で90%である。しかし、90%の大台に乗ったのはこの年でが初めてではなく、45年であり、48年からは5年連続して90%台を維持している。東京オリンピックの39年さえ既に87%に達しているのである。すなわち、中流社会とは39年以降現在に至るまでの現象であり、つまりポスト戦後社会のことなのだ。
と記してある。
昔日の観がある。