観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

熱いニュースと熱く感じるセミ

2011年07月22日 | 日記
パソコンでなでしこジャパンの記事を読んでいたら、いかにも暑苦しいジー、ジリジリジリ…………という鳴き声
が近くから聞こえてきた。家の中にアブラゼミが舞い込んで来たのかと思ったら、庭に植わっている杉の木にとま
っていた。


少し前2階の出窓越しにAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIで撮影。 

このアブラゼミ、鳴き声がジー、ジリジリジリ…と、油で揚げるような音に似ているからアブラゼミと名づけられた
という説と、羽が透き通っておらず、油が染みた油紙のようだからという説がある。一般には、油で揚げているような
音に似ているからという説を採っているのが多いが、先入観のない者だとこの音を油でものを揚げている時の音だと
思うだろうか。私は、羽が油紙のように見えるからという説のほうが納得できる。(でも、最近油紙のことを知って
いる者も少ないかも。しかし、なんと、私の小学生の頃、全校生徒の置き傘はこの油紙でできた和傘だったのだ。)
ところで、なんで庭に杉の木なんて植えているのかとよく聞かれる。不思議に思うだろうが、子どもたちが小さかった頃、
ブナ林から帰り道、子どもたちが石垣の間から木のひげのようなものを見つけ出し、持ち帰って植えたのものなのだ。
それがいつの間にか大きく育ったので、家人が子どもの成長の記念と切らずにおいているのだ。これ以上高くならないよう
木のてっぺんは庭師さんに切ってもらっているが、…………だ。