観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

富士フィルム

2013年04月26日 | 日記
NTTの光回線が我が家に来る見込みがないことが分かり、電力会社系列の光回線に変えた。ネット接続のプロバイダーは、OCNだったのでこれも断ろうと思い、
OCNのメールアドレスをすべてGメールに変更しようと試みた。しかし、年金関係でGメール等は、使用できないことが分かり、このアドレスの使用継続をする
だけの契約に変更した。光回線になれば、アンドロイドタブレットもサクサク動くし、前のタブレットは、孫専用になっているからと買った2台目のタブレットが
このドコモのDtab。



こちらは、アプリをあまり詰め込まないよう、またできるだけシンプルな構成にしようと思い、よく使うアプリを1画面にまとめた。
この画面の最後にあるアプリ、「GT-Document Lite for Dropbox」は、オンラインストレージ「Dropbox」に保管された各種のファイルを、Androidで表示するアプリ。
このアプリは、富士フィルム製で同社独自の画像処理技術を応用したドキュメントビューアである。これが実に優れものだ。
デジタルカメラの普及で使われなくなったのが写真フィルム。廃業かと思っていた富士フィルムだが、化粧品や医薬品といった異業種に積極的に進出し成功している。
一方、米イーストマン・コダックは、昨年、経営破綻した。
ところで、人の肌のハリに重要なコラーゲンは、写真用フィルムの感光層や写真の表面のコーティング剤に使われるもので、富士フイルムのお得意の分野。しかし、
コンサルタントでも富士フィルムの名前で化粧品を出すのは、無謀と言ってたらしい。しかも真っ赤なパッケージには、否定的な意見が多かったようだが、これがまた
評判がいい。さらに、遺伝子工学によって、人のコラーゲンを基につくる「リコンビナントペプチド(RCP)」と呼ばれる人工タンパク質で、組織再生の足場になる
材料の研究開発に余念がない。 承認が取れれば、2015年ごろには米国などで製品を投入したいと考えているようだ。
この足場材は、山中京都大学教授のノーベル賞受賞で脚光を浴びたiPS細胞などを使った再生医療に不可欠なもの。同社は、iPS細胞の培養に特化したRCP開発も
加速させるとしているらしい。
このように、長年培った技術力を全く異なった分野で開花させたことに驚いている私だが、作り付けの本棚には、富士フィルムの使われないスライド用フィルムの箱が
並んでいる。