和歌山市和歌浦に鎮座する紀州東照宮は、徳川家康を神格化した東照大権現と紀州藩初代藩主徳川頼宣(家康の十男)を神格化した南龍大神が祀られている。
段数は108だが、勾配はきついので登るのがしんどい。(しんどいは、関西の方言かな。徳島ではえらいと表現する。標準語だと辛いと表現するのだろうか、
無理にこの階段を登らなくてもそばに、すぐそばに緩やかな脇道がある。
唐門
徳川家の家紋が入った衝立が置かれている。
三つ葉葵の家紋は、本家と御三家、御三卿、それに本田家(以前から使用していたため)だけが使用することを許された。
衝立の家紋の文様からすると紀州徳川家の家紋のようだ。
ちなみに、八代将軍吉宗は、紀州初代藩主頼信の長男の四男である。吉宗は、この文様のような家紋を使っていた。
徳川本家の三つ葉葵の紋章は、初代軍家康から十五代慶喜まで少しずつ変わっている。