観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

「だるま」になるまで

2017年01月14日 | 日記

1月7日午前7時5分
海面に浮かぶ雲が心配


7時7分


7時8分


7時9分
だるま人形の形には前回ブログの写真よりこちらの方が似ている。

ところで、だるま人形のモデルは、禅僧の達磨大師であることはよく知られているが、大師の弟子の話によると5世紀後半に南インドの国王の第3王子
として生まれたとされている。
中国洛陽郊外の嵩山少林寺で壁に向かって9年間座禅した話は有名だ。しかし、飲まず食わずに9年間も座り続けられずはずはない。その間、動物や
山賊から身を守るため武術の練習をしていたという話もあり、少林寺拳法の祖とも言われている。ということは座り続けて手足を壊疽で無くした話は
可笑しい。民俗学者の吉野裕子氏によるとダルマ人形の発祥の地は、群馬県高崎市近郊の少林山達磨寺とのこと。水戸光圀が帰依していた中国僧の
心越禅師が開いた寺である。心越禅師の一筆書きの達磨像を9代目住職の東嶽和尚が木型に作り、当時続いていた天変地異の邪気を祓う呪物として
農民達に伝授したのが始まりだそうだ。つまり、だるま人形のモデルとなった絵が一筆書きだっため、手足が無い人形になったのであり、この人形を見て、
長期間の座禅修行でで達磨大師は手足を失ってしまったとされたのだろう。