観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

格差社会(教育Ⅱ)

2006年03月29日 | 日記
昨日に続き、同じ話題を
”公立の小中学校で文房具代や給食費、修学旅行費などの援助を受ける児童・生徒の数が04年度までの4年間に4割近くも増え、受給率が4割を超える自治体もあることが朝日新聞の調べで分かった。東京や大阪では4人に1人、全国平均でも1割強に上る。
市区町村別では東京都足立区が突出しており、93年度は15.8%だったのが、00年度に30%台に上昇、04年度には42.5%に達した。同区内には受給率が7割に達した小学校もある。この学校で6年生を担任する男性教員は、鉛筆の束と消しゴム、白紙の紙を持参して授業を始める。クラスに数人いるノートや鉛筆を持って来ない児童に渡すためだ。”(asahi.com 2006年01月03日17時09分)
昨日は、「塾が学力を決める」と書いたが、毎月こどもの塾代に何万円もかけられる家庭もあるのに、就学援助を受けている子がこれだけいることに驚いた。
家庭の所得格差が広がったのは、消費税が3%から5%に引き上げられたこと、所得・住民税の最高税率引き上げ、派遣法の度重なる改正の影響が大きいと思う。
政府関係者は、家庭の経済力の差による学力格差を認めようとせず、これからはエリート教育に力を入れると言っているが、全体として学力が下がってはどうしようもない。
 
この記事についてブログを書く
« 格差社会(教育Ⅰ) | トップ | 性格分析 »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事