美容と健康に悩む人たちと共に歩む

non HDL(非善玉)コレステロール

みなさん、こんにちは。


今日3月9日は「3(さん)9(きゅー)」で、
「ありがとうの日」なんだそうです。

日頃から感謝の気持ちを伝えるように心がけてはいますが、
振り返ってみると中々上手く伝えきれていないように思います。

常日頃から全ての物事に感謝をしたいと思います。


さて、2008年から特定健診が開始されて、
約7年を迎えようとしています。


特定健診のデータ分析から、
体重を3%減少させることにより、
血圧・中性脂肪・糖値・ヘモグロビンA1cの低下、
HDL(善玉)コレステロールの上昇が明らかになっていて、
脳血管疾患や心疾患の予防につながっています。


さて、メタボリックシンドロームの診断基準となる項目は
「ウエストまわりと血液検査の結果」です。

血液検査では、「血中脂質」が評価項目に含まれていますが、
「中性脂肪値(TG)値150mg/dl以上、または、HDLコレステロール値40mg/dl以下」
となっていて、LDL(悪玉)コレステロールは除外されています。

なぜかと言うと、内臓脂肪に蓄積される脂質は中性脂肪であり、
その影響を受けて中性脂肪は高値に、
HDLコレステロールは低値になりやすくなります。

つまりLDLコレステロールは、内臓脂肪の蓄積とは
あまり関係していないのです。

そこで、総コレステロール値から
HDLコレステロール値を引いた値の
“non HDL(非善玉)コレステロール値”を設定した方が良い、
という意見が増えています。


このnon HDLコレステロール値測定の利点としては、
日常診療で測定するTCおよびHDLコレステロール値から
簡便に測定でき、食事の影響を受けにくいので、
空腹時以外の採血時でも使用できるということ、
糖尿病患者の脂質代謝異常やメタボなど、
脂質異常の管理には、LDLコレステロール値よりも、
non HDLコレステロール値が指標として用いやすい、
ということがあげられます。


今後近い将来、このnon HDLコレステロール値が確立され、
日常診療や健診の場でも身近な存在となるのかもしれません。


では。





















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