美容と健康に悩む人たちと共に歩む

高齢者のダイエット

みなさん、こんにちは。

さて、65歳以上でダイエットしたいと当院に御来院される方が散見されます。
ダイエットしたい理由は様々ですが、以前ブログで紹介した〝サルコペニア”〝フレイル”のことを
考えなければいけないと脳裏を走ります。

つまり、肥満に伴う合併症をなくすためダイエットすべきなのか?
ダイエットによってサルコペニア/フレイルが発症しないのか?ということです。


いろいろな見解はありますが、
日本人の特に後期高齢者の肥満管理は
BMI25~29.9では、積極的な減量ははじめられない。
BMI30以上の場合、減量によるメリットがデメリットより上回ると考えられるケースで、
2~6kg(5~10%)/年の減量にとどめることを目標に、摂取エネルギー量を緩徐に減らし、食事療法と運動療法を併用することが望ましいということです。


高齢者は、基礎代謝量も減少していますし、
食事は若い人と比較すれば摂取量は少なくこれ以上食事を減らしてはいけないと考えています。


また過度の運動は、関節疾患に悪影響を及ぼす可能性もあり、
高齢者のダイエットは、難しく慎重な判断が必要になることを痛感しております。


では。

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