暖衣飽食(だんいほうしょく) |
みなさんこんにちは。
タイトルの「暖衣飽食(だんいほうしょく)」とは、『孟子』によって「滕文公とうぶんこう上」に書かれた言葉で、衣食に何の不足もない生活のこと、贅沢な生活をすることを指します。
現代の日本は、「飽食」が肥満の原因となっており、さらには「暖衣」で褐色脂肪細胞(BAT)の熱産生が低下し肥満を助長している、と言えます。
アンチエイジング界でも「暖衣飽食は却って命短し」とよく言われています。
満ち足りた生活で自分を甘やかしてしまう人々への戒めとして、肥満治療でもこの言葉をうまく使って、みなさんのモチベーションを上げるべく努力したいと思っております。
では。