カルシウム |
みなさんこんにちは。
日本人の食生活において、しばしばみられるのがカルシウム不足です。厚生労働省による1日のカルシウム摂取量は、
30~40歳:650mg
50~69歳:700mg
70歳以上:750mg
と、若年者に比べて高齢者は高めに設定されています。
実際の日本人の平均カルシウム摂取量は500~600mgで、目標値には達していない方々が多いのが現実です。
許容上限は2300mg/日で、これを超えると不整脈や結石の原因となりますので注意しましょう。
加えて、カルシウムの吸収を助ける食品を見てみましょう。
人間にとってカルシウムは食事から供給され、胃酸存在下でカルシウムイオンとなり、小腸粘膜で吸収されます。
pH(ペーハー)2.0~3.5の食酢は、カルシウムの吸収を助けますが、そのまま飲んでしまうと歯のエナメル質を溶かしてしまいます。食酢を摂取した場合はうがいなどを行うか、なるべく食事でとるようにしましょう。ちなみに黒酢はpH3.5~4.0なのでエナメル質に影響はなく、飲用しても問題ありません。
また、柑橘類に含まれるクエン酸なども有効です。
カルシウムの吸収を助ける食品として酢が有効、というのは初めて聞いた方もいるのではないでしょうか。参考にしていただければ幸いです。
では。