美容と健康に悩む人たちと共に歩む

レスベラトロール

みなさん、こんにちは。

今日は都内では雨が降っており、気温も下がっています。

昨年の関東地方の梅雨入りは5月27日頃と
例年よりも早かったことを記憶していますが、
今年の梅雨はどうなるのか、気になるところですね。



さて、今回は注目の成分、「レスベラトロール」についてお話ししたいと思います。

レスベラトロールは、ブドウの皮・赤ワイン・ピーナッツの皮などに
含まれる、ポリフェノールの一種です。


このレスベラトロールは抗酸化作用を持ち、同じ抗酸化物質であるビタミンEと同様に、
酸化LDL(動脈硬化症に関連している悪玉コレステロール)の
形成を抑制することがわかっています。


さらに、長寿遺伝子と呼ばれる「サーチュイン遺伝子」が
レスベラトロールによって活性化されることも近年明らかになりました。

サーチュイン遺伝子は飽食の現代人においては休眠状態であるものの、
やや飢餓状態に陥ると細胞中のミトコンドリアを活性させてエネルギー効率を高め、
抗老化・抗肥満のほか、がんのリスクを低減させる作用を持っているとされています。

飢餓状態とまではいかなくとも、いわゆる"腹八分目"の食事を数週間続けることで
サーチュイン遺伝子の活動が認められたとの実験もされていましたが、
この腹八分目の状態をレスベラトロールの摂取で実現できるということになります。


また、フランス人は喫煙率が高く脂肪分の摂取量が多いにも関わらず心疾患による
死亡率が低いことも、赤ワインを多く飲むこと=レスベラトロールを多く摂取していることが
要因の一つとして考えられています。


レスベラトロールが多く含まれているものとしては主に赤ワインが挙げられますが、
食品から大量に摂取することは難しく、サプリメントが各社から発売されています。


抗老化・抗肥満は各種疾患抑制効果にも繋がるため、
長期にわたる検証が期待される成分のひとつです。



では。






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