蝉がタタキに転がっていた
朝の陽射しは刺すように暑い
孵化したばかりなのか 死際なのか判らない
いずれにしても タタキの上では フライになりかねない
そっと近づき ひっくり返してみた
足が少し動いただけで 羽はピクリともしない
どうやら死際らしい
木陰に置いてみたがコロンとしたままだ
蝉は土の中に10年近く生き 地上では1週間足らずの命とか
パッと咲いて散る命 という感じがする
そういえば アメリカでは今年蝉の当たり年と新聞で読んだ
AIで検索したら
4月から6月にかけて 1兆匹もの蝉が 221年ぶりに発生する予想
とあったけれど 8月近い今になっても そうのようなNEWSは聞かれない
どうやら外れのようだ
大きな入道雲を写してみたい