ソニーのサイバーショット「DSC-RX100」の試し撮り2回目。大阪ミナミのあちこちを気の向くままに歩いてみました。
梅雨の曇天で夕方に近く、あまりよくない撮影条件でした。1回目と違ったのは、明るさ、コントラストを自動補正する「Dレンジオプティマイザー」をONにしたことぐらい。同じように「JPEGファイン」で撮っています。
心斎橋筋商店街で。
RX100 絞り優先AE (F8) 露出補正 0 ISO 200
ショーウインドーのバレー衣装です。RX100の解像感がどの程度か見て見ましょう。ピクセル100%表示にして、見やすくするため縦長に切りぬきました。
コンパクトデジタルカメラとしては、かなり良いのではないでしょうか。
もちろんフルサイズ機の精細感にはかないませんし、明るい部分が白飛びしているのはダイナミックレンジが広くないということかも。しかし、このカメラの特長として、個人的に好感を持っているのは、色収差が少ないのではないかという点です。画面の周辺でも、よくある青と赤の色ずれがありません。Zeissレンズの性能に加え、レンズ一体型で光学性能を最適化しているせいかとも思います。
御堂筋で。結婚式場のようです。こうしたシックな雰囲気の式場がふえましたね。
RX100 絞り優先AE (F8) 露出補正 0 ISO 400
御堂筋を歩いているうちに、難波神社に来ました。仁徳天皇を祀る神社だそうです。
難波神社の楠。樹齢約400年、高さ11m。戦災で火傷を負いながらもたくましく生き続ける、市内中心部で最古の楠だそうです。
RX100 絞り優先AE (F5.6) 露出補正 0 ISO 400
難波神社の御神紋のアヤメ。毎年6月8日には「菖蒲(あやめ)神事」が行われます。
RX100 絞り優先AE (F5.0) 露出補正 +0.3 ISO 400
難波神社境内のキキョウ。
RX100 絞り優先AE (F5.0) 露出補正 +0.3 ISO 400
こちらはアジサイ。
RX100 絞り優先AE (F5.0) 露出補正 +0.3 ISO 400
御堂筋で見かけた真っ赤なフェラーリ。
RX100 絞り優先AE (F5.0) 露出補正 +0.3 ISO 400
(どうもこのあたり、手抜きして、同じ露出で撮っていますね)
御堂筋の「芝翫香」で。創業(1813年)当時、取り扱っていた商品を展示していました。
現在は宝石、ハンドバックの老舗専門店です。
RX100 絞り優先AE (F5.0) 露出補正 +0.3 ISO 400
「くじらのひげで編んだ煙管入れ」をピクセル100%で切り出してみました。
これは精細感があります。ピクセル100%で工芸の匠の技をここまで描写する、RX100のセンサーはすごい。
御堂筋の海外高級ブランド店が集まる一角をのぞいてみました。
思い切って入る勇気が出ない店ばかり…
スワロフスキー。
RX100 絞り優先AE (F5.0) 露出補正 +0.3 ISO 400
シャネル。(カメラのピクチャーエフェクトではなくPhotoshopでモノクロにしてみました)
RX100 絞り優先AE (F5.0) 露出補正 +0.3 ISO 400
ディオール。
RX100 絞り優先AE (F5.0) 露出補正 +0.3 ISO 400
ティファニー。
RX100 絞り優先AE (F5.0) 露出補正 +0.3 ISO 400
(Photoshopでレンズ補正、コントラストを強めに調整)
こちらはおなじみの大丸。
RX100 絞り優先AE (F5.0) 露出補正 +0.3 ISO 400
(ずっと露出を変えずに撮っていますが、ここはF8 ぐらいにすべきところです。反省。)
つぎは道頓堀方面へ。
大阪の新しい観光スポット「とんぼりリバーウォーク」。
RX100 絞り優先AE (F4.5) 露出補正 +0.3 ISO 400
道頓堀と言えば、フグにタコにカニ… ホンマ、コテコテですな。御堂筋の高級ブランド店の対極。
RX100 絞り優先AE (F4.5) 露出補正 +0.7 ISO 400
少し暗くなってきたので露出補正を多めにかけました。このカメラは露出補正の効果がそのまま液晶画面に現れるので助かります。
カニが動いていないと思ったら、節電中だったのですね。
RX100 絞り優先AE (F4.5) 露出補正 +0.7 ISO 400
戎橋(えびすばし)界隈。ナンパが多いので通称「ひっかけ橋」。
昔と比べてだいぶ風景が変わりましたなあ。しかし何とゆうても大阪ミナミのど真ん中。ここへ来な、ミナミを見たことになりまへん…
RX100 絞り優先AE (F4.5) 露出補正 +0.7 ISO 400