パナソニックがミラーレス一眼「LUMIX DMC-G5」、ハイエンドコンパクト機「LUMIX DMC-LX7」、24倍ズーム機「LUMIX DMC-FZ200」を発表しました。
ただし米国での発表。日本ではなぜ遅れるのかな… もはや世界を制覇した日本のカメラメーカーにとって、日本市場は二の次のようです(でも日本のユーザーを大事にしないといけませんよ)。
個人的に、ミラーレスとコンパクトはもういいので、興味があるのは高倍率ズームの「LUMIX DMC-FZ200」です。
「LUMIX DMC-FZ200」はFZ150 の後継機。センサーは平均的なコンパクトデジタルカメラのサイズ(1/2.3型)で、画素数、連写性能ともあまり変わっていないように見受けられますが、35mm換算で25-600mmのズームレンズの明るさがF2.8通しになったのがすごいところです(FZ150 ではF2.8-5.2)。
600mmをF2.8で撮れるということはフルサイズ機なら驚異的なこと。ものすごい大きさの数百万円のレンズに相当するでしょう。
いままでの2段近く、シャッタースピードを上げられるわけで、スポーツや飛行機、野鳥などを被写体にする人には大きな武器になりそうです。
以前、各社の高倍率ズーム機を比較したことがありましたが、FZ150の高速AFには評価が高く、望遠撮影のなかでも動き物ならパナ製品かな、と感じていました。今回レンズが明るくなったことでそのスペックがさらに上がりましたね。
すでに望遠端が800~1000mmの他社製品も出ており、迷うところですが、 FZ150と同じくテレコンバージョンレンズが装着できれば、最大1020mmまで可能なのではと思います。