つれづれ写真ノート

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2016年正月点描(住吉大社)

2016年01月04日 | 行事・歳時記

2016年、お天気続きで温かい新春です。

吹く風も春風のよう。桜が咲くのでは… という感じ。

この天候のように、今年が穏やかで平和な年であってほしいと思います。

 

元日に大阪・住吉大社で初詣・初撮りをしてきました。

南海高野線の住吉東駅から住吉大社へ。

いつもは裏門から入るのですが、正月は参拝者が詰めかけるため(三が日で約250万人)、交通規制で裏門は出口専用に。境内に入るには周囲をぐるっと迂回して、正面から入るほかありません。

迂回路の途中には摂社末社が建ち並び、露店もたくさん出ています。

 

末社のひとつ、「種貸社(たねかししゃ)」に立ち寄り。

資金調達、子宝の神様です。

手水舎(てみずしゃ)には一寸法師の像。

一寸法師の舞台は住吉大社。子に恵まれない老夫婦が住吉の神様にお祈りし、授かった子が一寸法師。針を刀にお椀の舟と箸の櫂で漕ぎだしたのは住吉津だったそうです。

 

「御神酒盃戴所」で、お神酒(みき)を頂きました。

「ようお参りでした」と参拝者にお神酒をふるまう巫女さん。

左党にとっては、まことに有難く、すがすがしい気分…

 

傍では「東北支援販売会」の看板の下、カニ汁、甘酒のほか「牡蠣味噌」や「金華さば」など宮城特産の缶詰を売っていました。

 

軒を連ねる露店。

サザエ、豚バラ、焼鳥… うまそうですねェ。

 

これは、じゃがバタ―かな?

 

参拝の女性が抱いていた、晴れ着のワンちゃん。

撮らせてもらうと、カメラ目線に。

 

ようやく住吉大社の正面にきました。反橋(太鼓橋)を渡って本殿へ向かいます。

ものすごい混雑。「橋の上で写真を撮ったり、立ち止まらないで」と警備の警官が連呼。

 

本殿前の手水舎。

 

 神矢やお守りを求める人が次々と。

 

おみくじを結ぶ人。

 

この女性は笑顔でしたので、たぶん良い運勢だったのでしょう。

 

太鼓橋を渡ってすぐの第三本宮、第四本宮に参拝。ついで第二本宮、第一本宮へとまわりました。

 

すごい量のお賽銭(第三本宮で)。千円札もありました。

私はといえば、以前は100円硬貨でしたが、最近は45円(始終ご縁)が基本。わずかでスミマセン…

 

第二本宮。このあたりは比較的すいているところ。

 

静かにお祈りできます(第二本宮で)。

 

神矢についているのは、えとの猿の人形でしょうか。

 

こちらは猿の絵馬。

 

次に第一本宮へ。これが大変でした。

第一本宮へ向かう人の波。なかなか動きません。「今年はいつもより多いんとちゃうか」という声。

少し動いては立ち止まり、を繰り返し…

 

とうとう、あたりが暗くなってしまいました。

後ろから照らされるライトに浮かび上がる人、人、人…

 

ようやく賽銭を投げられる距離まで近づきました。並び始めてからここまで約40 分。

ビニールを隔てた中で座っているのは、厄除・家内安全など正月の本殿特別祈祷を受ける人たち。

ビニールがないとお賽銭が飛んできますものね。

 

第一本宮の最前列に。

さすがに荘厳ではあります。

 

さて、帰り路。

住吉踊を奉納する囃し声が聞こえていたので、その方向へ向かったのですが、暗くて途中で迷ってしまいました。

水に映る露店の灯り。ここからは露店の“迷路”のようなところでした。

 

行けども行けども並ぶ露店。

 

この道はどこへ?

 

ワッ、お化け屋敷!

 

とにかく人の行く方向へ。

 

良かった~。もとの太鼓橋のところへ出ました。

関西夜景100選にも選ばれており、夜も風情があります。さすがに昼より人の波はおさまりましたね。

 

神矢を掲げて帰路につく参拝者。

この神矢は豪華ですね。高いですよ~(1万円ぐらい?)。

 

撮影について : 夜間のISO 感度は、ISO 1600 から最高12800まで上げています。それでも真っ暗なカットも。その場合はRAW現像時、強引に明るく補正。すると細部がきれいに浮かび上がってくるから不思議。

さすがに、暗所に強い「EOS 6D 」です。

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 撮影カメラ・レンズ

   キヤノン EOS 6D

    EF24-105mm F4L IS USM



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