つれづれ写真ノート

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温室の花たち

2017年02月23日 | 

大阪・咲くやこの花館の温室の花たちです。

望遠ズームにクローズアップレンズを装着。夕方になり時間がないので三脚は使わず手持ちで撮りました。

最初に熱帯雨林室のランから…

 

「レリア・アンケプス」。

熱帯雨林室に入ると最初に出迎えてくれる、軽やかなラン。

メキシコ原産のポピュラーな品種。0 度ぐらいの寒さにも耐えるそうです。

 

カトレヤの仲間を集めたコーナー。以下、品種名は省略。

 

 

 

手まりのように咲く「キノルキス・グッタタ  」 。

マダガスカルの標高1800 m 付近の岩場などに自生。 珍しいランですね。

 

咲き誇る白い花。デンドロビウムの仲間のようですが、ラベルが隠れていて不明。

 

「リンコスティリス(ギガンテア)」。

インド、タイ、マレーシア、中国南部原産の着生ラン。洋ラン展で割によく見かけます。

 

「アングレクム・セスキペダレ」。

「ダ―ウインのラン」とも呼ばれ、美しいというより、進化論の関連で知られている、マダガスカルのランです。

花の下にブランと垂れているのは、蜜がたまっている距(きょ)。昆虫が蜜を吸うには、花の中心から、この長い距(約30 ㎝ )のなかへストローのような口=口吻(こうふん)を差しこまなければなりません。そんな長い口を持つ昆虫がいるでしょうか…

ダーウインは1862年に、この花を入手。こうした異常に長い距から蜜を吸える蛾がいるはずだと予言しました。当時の学界では「そんな蛾がいるはずがない」と嘲笑されましたが、ダ―ウインの死後、なんとその長さの口吻をもつ「キサントパンスズメガ」が、マダガスカルで見つかり、予言が的中したとのこと。

花と昆虫がともに進化する「共進化」のモデルとされているそうです。下の写真がその「キサントパンスズメガ」です=WIKIPEDIAより(Natural History Museum of London)。

長い口吻をもつ「キサントパンスズメガ」。

花と昆虫の関係って面白い~

 

ラン展が各地で華やかに開かれるこの季節、咲くやこの花館でも3 月14 日から20 日まで「春の洋ラン展」が予定されています。

 

さて、ラン以外にも気の向くままに色々な花を撮ってきました。

 

熱帯スイレン。

 

熱帯スイレン。

 

「パボニア・グレドヒリイ」(熱帯花木室で)。

ブラジル原産の、ユニークな形の花。

 

「カリアンドラ・トウィーディー」。

これもブラジル原産。化粧パフのような形が分かるように横から撮ることが多いですが、真上から撮ってみました。

 

ピンク色が可愛い「クレロデンドルム・クアドリロクラレ」。

フィリピン原産です。

 

これはおなじみ、ブーゲンビレア。

家庭でも育ててみたい花。ただ最近のような寒波が来ると、戸外では冬越しできないおそれが…

 

鮮やかな「ブラジルデイコ(サイハイデイコ)」。

 

このあと、乾燥地植物室(サボテン&多肉植物室)へ。

 

多肉植物「エケべリア」の優しい花。

 

サボテン「高崎丸(エイチラミー)」。

 

「高崎丸(エイチラミー)」。

 

「ラウイ・ノビロ」。

 

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノン EOS 6D

    EF70-300mm F4-5.6L IS USM + ハクバ MCクローズアップレンズ No.2

    (熱帯スイレンなど一部はクローズアップレンズ不使用)



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