年一回、心臓血管外科領域におけるiNO使用およびその効果について、カンファレンスがあります。今回は岩手医大教授の金先生の特別講演を交えて、神奈川県内の大学病院の使用経験についてのプレゼンテーションがありました。
主に解離や重症症例に関しては一定の効果がある、特に、酸素化の改善、循環の改善についての効果が認められますが、どの症例が有効か、などはこれからの課題として議論されました。神奈川県内でも大学病院以外ではほとんどまだ導入されていませんが、横須賀市立うわまち病院ではいち早く導入しています。NO開始と同時に肺動脈圧は著名に低下しますが、酸素化の改善という点に対しては効果不十分と思われる症例が多い印象でしたが、東海大や岩手医大の経験では有効率は78%ほどと高い結果だったそうです。
今後も適応症例には積極的に使用していく予定です。
主に解離や重症症例に関しては一定の効果がある、特に、酸素化の改善、循環の改善についての効果が認められますが、どの症例が有効か、などはこれからの課題として議論されました。神奈川県内でも大学病院以外ではほとんどまだ導入されていませんが、横須賀市立うわまち病院ではいち早く導入しています。NO開始と同時に肺動脈圧は著名に低下しますが、酸素化の改善という点に対しては効果不十分と思われる症例が多い印象でしたが、東海大や岩手医大の経験では有効率は78%ほどと高い結果だったそうです。
今後も適応症例には積極的に使用していく予定です。