横須賀総合医療センター心臓血管外科

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自動運転はレベル3以上が自動運転と呼べる:人間の脳のエネルギーの省エネ

2022-02-10 08:26:15 | 心臓病の治療
自動運転機能のレベル
・レベル0
ドライバーがすべての運転操作を実行(運転の主体はドライバー)
・レベル1
システムがアクセル・ブレーキ操作またはハンドル操作のいずれかを部分的に行う(運転の主体はドライバー)
・レベル2
システムがアクセル・ブレーキ操作またはハンドル操作の両方を部分的に実行(運転の主体はドライバー)
・レベル3
システムが決められた条件下で全ての運転操作を実行。ただし、自動運転の継続が難しい場合は、システムからの要請でドライバーがいつでも運転に戻る必要がある(運転の主体はシステム、作動継続が困難な場合はドライバー)
・レベル4
システムが決められた条件下で、全ての運転操作を実行(運転の主体はシステム)
・レベル5
システムが全ての運転操作を実行(運転の主体はシステム)
だそうです。
 今回筆者が購入した自動車はレベル3の自動運転機能があるので早速埼玉県内から横須賀までの高速道路において自動運転機能を使ってみました。これは速度設定をすると、あとは同じ車線を規定された速度で運転を継続する機能で、前に走っている自動車があればそれに設定された車間距離を保って走行するActive Autocruise機能を伴っています。自動運転継続の条件としてハンドルを片方の手でも持っていることが必要になります。1分間以上手を離すと自動運転が停止するそうです。実際はカーブの多く車線変更が頻繁に必要な都内はちょっと難しいですが、湾岸道路に入ってから横浜横須賀道路の料金所までの30分以上、自動運転のみで走行可能でした。ちょっとカーブがきついと、まだ怖いですが、慣れると便利な機能で運転者の疲労を軽減してくれるものとなると思います。車線のどのへん、やや左側とか右側とか運転者の好みとは違う設定されたラインで走ってしまうので、隣に走行車両がいるときなどは緊張する場面もあります。完全自動運転までの道のりはまだまだと思いますが、こうした便利な機能が今後もどんどん進化していくものと思われます。これに伴って医療の分野もAIなどの技術を使って人間の脳を使わなくても良くなる部分が増えていくことでしょう。
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