テレビ番組が新型コロナウィルスを広めている

　とうとう東京の一日の感染者数が1000人を超え、神奈川県も500人をこえてしまいました。連日このスピードで指数関数的に増え続ければあっという間に社会は崩壊してしまいます。
　とはいえ、年末のバラエティ番組や歌番組は、新型コロナウィルスを忘れさせるような内容でがっかりしました。紅白歌合戦は無観客で実施したとはいえ、出演者は誰一人ソーシャルディスタンスを守らず、マスクもつけず、アクリル板もない状態で何時間も放送しており、この中の一人でも感染者がいたら全員が濃厚接触者としてテレビ番組そのものがクラスターとなってしまいます。しかも視聴者は、この新型コロナウィルスとは無関係な画面の中を自分の生活周囲と勘違いしている日本人が多いため、感染予防の意識が薄まってしまいます。
　紅白歌合戦の裏番組の全く笑えない長時間のお笑い番組も、まったくソーシャルディスタンスの意識も欠如していて、こちらもがっかりな内容でした。たしかに収録などすることが出来なかったためか、過去に放送した内容を改めて放送して時間つぶしをしたりしていることは、収録に人が集まる時間を最低限にした結果かもしれません。そこまでして放送するなら時間を短縮して、ほかの番組を放送したほうがいいと思います。
　こうした内容も政府の方針なのかもしれませんが・・・。

とにかく、国民全員が感染防止の意識をもたないと、次は自分に降りかかってきてしまうと思います。

あけましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。本年も心臓血管外科の診療に関するコメントなどや横須賀の医療事情、生活などについて情報発信できればと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

今年は横須賀のカウントダウンはありませんでしたが、零時になった瞬間、横須賀湾内の船舶から大きな汽笛が鳴り、また遠く、横浜の打ち上げ花火が見えていつものお正月の雰囲気が一瞬味わうことができました。

２０２１年こそ、一日も早く新型コロナウィルスパンデミックを終息させてかつての日常を取り戻していきたいものです。