ターニケット = Tourniquetは、止血帯ともよばれる止血器具ですが、心臓血管外科手術では、送脱血管を留置したところを固定する道具として使用しています。挿入したカニューレの周囲に血液が漏れないように巾着縫合(Purse-string suture)を緊縛するためにこのターニケットを使用しています。そのターニケットに糸を通す心棒の先端には、糸をひっかける鈎のような形になっており、この心棒のことを英語ではSnaggerと呼ぶそうです。(昔、20年も前ですが留学帰りのターニケットのことをSnaggerと呼ぶ、と先輩医師に聞いたことがありましたが、いまさらながら辞書で確認したら、この心棒のことでした)。Snagとは引っ掛ける、という意味があり、こうした引っ掛けるような道具一般をSnagまたはSnaggerと呼ぶようです。
ターニケット = Tourniquetは、止血帯ともよばれる止血器具ですが、心臓血管外科手術では、送脱血管を留置したところを固定する道具として使用しています。挿入したカニューレの周囲に血液が漏れないように巾着縫合(Purse-string suture)を緊縛するためにこのターニケットを使用しています。そのターニケットに糸を通す心棒の先端には、糸をひっかける鈎のような形になっており、この心棒のことを英語ではSnaggerと呼ぶそうです。(昔、20年も前ですが留学帰りのターニケットのことをSnaggerと呼ぶ、と先輩医師に聞いたことがありましたが、いまさらながら辞書で確認したら、この心棒のことでした)。Snagとは引っ掛ける、という意味があり、こうした引っ掛けるような道具一般をSnagまたはSnaggerと呼ぶようです。