名古屋の白ウサギ・1964年生

自称・宗教家・・宗教家とは職業ではなく「私の生き方」です。
職業・会社員、投資家  趣味・偽善事業

小川知子さんとデュエツトしたい!!!

2012-07-18 | 音楽
忘れていいの ~愛の幕切れ~  小川知子 谷村新司.
1984年 歌手の小川知子さん

谷村新司さんと

「 忘れていいの 」という曲をデェットした  私が27歳位の頃だった

若い私にとって衝撃的だった

彼女の ずば抜けた表現力、ずば抜けた歌唱力

官能的なの色っぽさ

身震いするほどの衝撃だった


彼女は1968年に 「 ゆべの秘密 」 という曲を大ヒットさせている

当時、テレビなどでその曲を 懐かしのヒット曲 として

耳にすることがあったが特に上手いとは思わなかった

たいした歌手ではないと思っていた

「 忘れていいの 」

を聞いたときその印象は一変した。

鼻血が噴出しそうな興奮だった。

これまで彼女の実力を引き出す作曲家がいなかったのだろう

谷村新司は凄い!!とも思った

  「もういいわ もういいわ 」 と繰り返す部分

一回目の 「もういいわ」  と二回目の 「もういいわ」の歌い方の表現が違う

日本語は単語を2回繰り返すと軟らかくなる

コラッ! と一回だけ言うとトゲがあるが

コラ コラ と2回繰り返すと軟らかくなり別の意味を含んでくる

万葉集にもこの技法が使われた歌がある

彼女はココをシッカリ押さえている

「 もういいわ 」  が  彼女にかかると 「 もういいわ 」

ではなく  別の含みをもたせる

谷村が歌う時、彼女は左足を少し前に出した体勢を取る。

このさり気ないポーズが 白のドレス を、「 純白 」 に変貌させる

見事な技だ・・・・

思わず鼻の下が伸びてしまう・・・


 「 手を振るあなたに心はみだれて・・・ 」 という歌詞の部分 

 彼女はワザとほんの少し歌い出しのタイミングをずらしている

  ・・・ そのタイミングとセンスが絶妙だ  心をくすぐる・・・・

人間メトロノーム兼、エンジニア指揮者 カ〇〇ン君に聞かせてやりたい・・・


その後 「 あなたに 」の部分、声と音程とリズムが 微妙に揺らいでいる

・・・・引き込まれてしまいそうだ・・・・・

「 遠ざかる 愛が消えてゆく 」 の部分、彼女は低音を歌う、

低音にも関わらず圧倒的な声量で熱唱する

「 愛が 」の部分 彼女の口は 縦長の長方形になっている

この口 ただ者ではない

谷村新司 が彼女の胸に手を入れる

谷村の顔つきが限りなくエロイ

彼女の姿が限りなく色っぽい

谷村新司が憎らしくなって来る

谷村の頭をトンカチで叩いてやりたい衝動に駆られる

彼女は歌を歌っているのではなく歌を演じている

綺麗に歌っている訳でない・・・ 臭く歌っている。

でも、この「 臭さ 」 こそが「 ドロドロした人間の心の深み 」 を表現する

唯一の技法では無かろうか

これ程の表現力をもつ歌手はザラにはいない


小川知子さんと一度でいいからデュエットしてみたい!!!

これが私の夢・・・でも・・・・もし実現したら

そのとき私は脳の血管が破裂するかも知れない




         (私は自称宗教家ですが、如何なる団体にも属しておりません)
コメント
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