混声迷語

「　だがちょっと待って欲しい」
「それは心配のしすぎではないか」
「だがこういった声もある」
「真摯に耳を傾けるべきではないか」
このフレーズ、ある新聞社の　「　混声迷語　」とかいう
悪意に満ちたコラムに頻繁に登場するフレーズです。

どのフレーズをとっても、
言葉の意味自体、おかしい訳ではありません。
狂っている訳ではありません。

でも、その言葉の背後に、「　強烈な悪意　」が込められています。

言葉・文字　のみでは、その言葉を発している人の　「　本意　」
を知る事は不可能です。

言葉の発する　「　風　」を感じ取らないと、
こういう一見、「　紳士的な言葉　」に洗脳されてしまいます。

肝心なのは、

その言葉を発する人の人格。
その言葉を発する人の本意。
その言葉を発する人の行い。