奈良県 大和盆地の東にそびえる 三輪山
三輪山の山麓に鎮座する檜原神社を少し下った場所に、溜池があります。
この場所に立つと、三輪山が迫ってくる。
太古の日本人は、三輪山を 「 神の山 」と崇め、崇拝した、
三輪山が発する風は、私の魂を大きく揺さぶる。
振り返ると、眼下に大和盆地大きく横たわる。
川端康成氏は、この地に立ち、
「 この場所に、歌碑を立てなさい 」と言った、
そして、事細かに形や向きを指示をされた。
この場所は、人智では量り知れない、柔らかく、そして強烈な何かが満ちている。
この歌碑の拓本を、 拓本の先生から譲り受け、
少々立派過ぎる表装を施し、我が家に飾った。