名古屋の白ウサギ・1964年生

自称・宗教家・・宗教家とは職業ではなく「私の生き方」です。
職業・会社員、投資家  趣味・偽善事業

自己処罰 

2014-08-22 | その他

 
自己処罰
 
自分の深層心理が、
自分の過去の行いや、現在の状態を罪悪と認識して、
「 自分で、自分を ‘ 裁く ‘ 」 ことを自己処罰と呼んでいます。

多くの場合、不運や、困難の原因は、この 「 自己処罰 」

これは、あくまで例え話ですが・・・・・・・

Aさんが、Bさんに対して、非常に意地悪な事をした、
そのあと、何十年もその人と会っていない。

Aさんは、その事をいまだに後悔している。
「 悪ことをした・・・ 」 と思っている。

「 悪い事をしたのだから、自分に、それ相応の結果が現われても当然だ・・・ 」
という観念を無意識のうちに、心の中に蓄えている。

やがて、Aさんの前に、物凄く嫌な人間が現われる。
この人間にいじめられ、散々な目に逢わされる。

Aさんは、自分の過去の悪い行いが、今の状況を作り出したと感じる。

そんな時、偶然、バッタリ Bさんと再会する。
Bさんに、昔の事を謝った、

「 反省しています、あの時の事は許してください・・・ 」

Bさんの反応は意外だった、

「 ??? ・・ あんた、何言ってるのよ・・・私は彼方の事を怨んでなんかいませんよ、
むしろイロイロお世話になった事を感謝してるんですよ・・ 」

この場合、 Aさんの前に現われた 「 悪果 」とはなんだったのか?

「 人を苦しめた 」 という原因が、「 自分も人から苦しめられた 」という結果を
 を呼び寄せたのではないことは確かである。

現在のAさんの目の前に起きた、「 悪い事 」 とは、
Bさんの怨念でもなければ、因果報応 でもなかったことになる。

Aさんの状況の背後に何が存在しているのか?

すべての現実の背後には、「 それを引き寄せた、目に見えない何かがある 」
という観点で、この事を説明しようとするなら、

この場合、「 Aさんのもつ 罪悪感 が自分で自分を処罰したに過ぎない。」
ということになる。

罪悪感 ( 心 ) がそれに対応する、状況を引き寄せたのだ。
これを 自己処罰 という。



( 因果の法則を否定している訳ではありません。 )




続く・・・・
コメント
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