


という言葉がある。
腰が低い人とはどんな人か?


低姿勢に話をする人。

低姿勢な人にも二種類ある。



「低姿勢」とは、良い事であると思うが・・
その「動機」と「前提」が肝心である。
これは、「優しさ」とも共通することである。

低姿勢の前提が、「謙虚さ」である場合、
人から信頼され、頼りにされる。
低姿勢の前提が「卑屈さ」の場合、
人から馬鹿にされて舐められる。

社会生活に於いて
仕事上の事などで、
低姿勢を貫かなければならない場面も多い。
この時、低姿勢の前提(心の状態)が
「卑屈さ」であると、相手に馬鹿にされたり、
舐められたりする。
同時に「頼りない人間」という印象を相手に与えてしまう。

低姿勢の前提(心の状態)が
「謙虚さ」である場合、
それは雰囲気で相手に伝わる。
好感を持たれ、一目置かれ、信頼される。

人と接するとき、
低姿勢の前提(心の状態)が
「卑屈さ」に偏っていると、
全てに於いて、不利になる。
こういう状況に追い込まれた場合、
どうすればよいか???


この「型」を行うことで、情勢は変わる。
・・・礼三息・・・
① お辞儀をする時,
息を吸いながら前傾。
② 止まったところで 息を吐く。
③ 息を吸いながら 元の位置に戻る。

この「動作」は「型」であり、
「型」に従うと、
それに「心」が追随する。

自分が不利な場合・・
自分が有利な場合・・・
相手を威嚇せねばならない場合・・・
相手を説得しなけらばならない時・・
言いたくないが、苦言を言わなければならない時・・
敵対者と対話しなければならない場合・・
ならず者を論破しなければならない時・・
お化けや、魔物を追い払わなけれならないとき・・・

如何なる場面でも、
重要な局面に追い込まれたときは、


・・・礼三息・・・この「型」を行うと、
卑屈さは消え去り、「謙虚さ」が現れる。
・・・礼三息は「卑屈さ」追い払う
「魔法の動作」である。
頭を下げるだけでは、単なる「低姿勢」
同じ動作でも、
呼吸が正しければ、「謙虚な姿勢」
何事においても「謙虚」さを失うと
上手く行かない。

三島由紀夫は言いました・・
「礼儀とは、自分を守る鎧(よろい)である」

勝たねばならぬ・・・・