美しい国の原油価格引き下げを目的とした備蓄放出が、11月24日に発表された。
初めての試みなので、備蓄放出の効果で原油価格が継続的に下がるかどうか。
それは不透明だとする経済評論家の意見。
国内で消費する原油は、ほとんどを海外からの輸入に頼っている。
美しい国は、外国為替市場で円安が進展している。
そのため、ドル建ての原油価格が下がっても・・・。
円建ての原油価格はそれほど下がらない可能性もあるとか。
評論家曰く。ここはやはり、ガソリン税の暫定税率分(1㍑当たり25.1円)を一時停止。
実質的に減税し、家計の可処分所得を下支える。
それが最も確実な原油高対策だと指摘する。
ガソリン税の暫定税率分を一時停止にすれば、1ヶ月当たり約1,000億円の税収減となる。
仮に3ヶ月間、一時停止とすれば約3,000億円の税収減。
でも、追加経済対策として実施予定の0~18歳の子ども世帯への10万円相当の給付。
あるいはマイナポイントの付与、GoToの再開など。
これらに比べれば、経済対策の費用対効果は遥かに大きいそうな。
そうだよねぇ、政治屋たちの政党交付金のマネービルより健全なガソリン税の停止。
是非ぜひやって欲しいなぁ。
政治屋たちの本気度が、試されている景色でもある・・・。