函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

ニホンウナギも絶滅危惧種

2014年06月15日 06時20分54秒 | 海・山・畑の幸
ニホンウナギは、この先どうなるのだろうか?・・・。

国際自然保護連合が、絶滅の危機にある生物。
その情報を載せた「レッドリスト」の最新版を発表した。
その中に、ニホンウナギも絶滅危惧種に指定された。

日本版では、昨年、環境省が指定していた・・・。
そして今回は、国際的にも保護が必要な種と認定された。
いやはや、大変なことになりそうだ・・・。

ところでニホンウナギの生態は、こうらしい・・・。
太平洋のマリアナ海溝近くで産卵、稚魚が黒潮に乗る。
そして、日本や中国、韓国、台湾付近にまで来るらしい。

稚魚や親ウナギの漁獲量は、黒潮の流れによって変動するが・・・。
やはり長期的には激減傾向のようである。
50年ほど前は、稚魚の漁獲量は年間200トン以上。
それが、2010年は6トン、11年は5トン、12年は3トンと減少。

また天然の親ウナギは、1978年までは年間2~3千トン台の漁獲。
ところが、2012年は165トン・・・。

国際自然保護連合は、激減の理由をこう上げる・・・。
乱獲や生息地の環境悪化、海の回遊ルートの障害。
はたまた汚染、海流変化等などetc・・・。

そして、危機にある種だと広く認められる。
だから、野生生物の国際取引に関するワシントン条約でも・・・。
規制対象になる可能性が高まるらしい・・・。

将来的には、稚魚やかば焼きの輸入が制限される。
そんな可能性も憂慮され、食文化にも変化のきざし。
真夏の風物詩・・・ウナギのかば焼きも消えていくのだろうか・・・。

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