郵便料金の大幅な値上げ方針が、昨年暮れに示された。
総務省は、現行料金のままでは4年後に・・・。
日本郵便の郵便事業の赤字が3,000億円超に膨らむと見込む。
ただ、想定通りの値上げが実現しても・・・。
2026年度には、再び赤字となる見通し。
はぁ、なんじゃこりゃ?
今後も郵便物の増加は見込めない。
結果、郵便事業を維持するには抜本的な対策が必要だと言う。
郵便物は263億通あった01年度がピーク。
以後、毎年3%程度の減少が続いているそうな。
22年度は、144億通とピークに比べてほぼ半減したそうな。
インターネットやSNS(ネット交流サービス)。
これらの普及に伴って、企業が節約。
販売促進のダイレクトメールを減らす。
各種手続きのウェブ化が進み、郵便物減少がその背景にある。
これに対して日本郵便は、こんな作戦。
大切な人への想いを手紙にしたため、受け取る喜び。
あるいは、贈り物を送る楽しさは、時代が変わっても色褪せない。
そんなフレーズで、若者向けデザインのグッズを販売する等など。
郵便局のイメージチェンジを図っているらしい。
企業への年賀状の利用勧奨などの取り組みも進めている。
だが、デジタル化の流れには逆らえないようだ。
郵便物は、28年度に更に2割減の115億通まで落ち込む。
そんな予測があるらしい・・・(続く)。