函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
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野党の離合集散劇

2020年09月03日 05時21分20秒 | 政治
またまた野党の離合集散劇が始まった・・・。
立憲民主党と国民民主党の合流が8月19日、大きく前進だとか。
毎度のことだが、政界再編の動きは選挙が間近になると活発になるねぇ。

いつも合流して政権批判票をまとめ、与党との対峙の繰り返し。
結果的には、恒例の路線対立で同じような顔ぶれが出揃うことになる。
振り返れば、平成21年衆議院選で政権を奪取した旧民主党は・・・。 
「コンクリートから人へ」をスローガンに掲げて熱く燃えたなぁ。

更に遡れば、小選挙区比例代表並立制で衆議院選が行われた平成8年。
旧社会党と旧新党さきがけの一部が合流した、
同15年には、旧自由党と合併した歴史がある。

一方で離散では、こんな塩梅だ。
政権末期の平成24年、消費税増税を巡る対立から小沢一郎らが離党。
新党名は、「国民の生活が第一」(後の自由党)を結成。

そして旧民主党の後継政党である旧民進党は、こうだ。
平成29年の衆議院選を前に、当時代表だった前原誠司クンが・・・。
小池百合子東京都知事率いる旧希望の党へ擦り寄って合流を表明。

しかし百合子ちゃんが、立場の異なる議員らの「排除」を表明。
これに反発した枝野幸男クンが立憲民主党を結成。
結果的に前原クンの構想は頓挫するハメに立ち至る。

そして、立憲民主党以外の勢力の大半は、国民民主党に移行・・・。
ところでメディアは、野党の合流が相次ぐ背景を、こう指摘する。
1つの選挙区から1人を選出する小選挙区制がある。

これは、政権交代可能な二大政党制が機能しやすい半面、資金力や組織力のある大政党に有利になる。
結果、規模の小さい複数の野党で政権批判票を奪い合い、共倒れのおそれがある。

もう1点の指摘は、金だ。
年末に合流構想や新党結成が浮上するが・・・。
それは、議員数に応じて政党交付金の交付額が決まる基準日が毎年1月1日。

と言うことで合流新党は、数合わせと金目当てにほかならない。
結果、センセイの暮らしを守ることが最優先となる次第デスね・・・。

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