函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

晋三の襲撃事件

2023年07月13日 04時25分22秒 | 政治

202278日の安倍晋三襲撃事件、それから1年が経過した。

しかし美しい国では、この事件の本質とは異なるところで反応。

軌道修正がされないまま、晋三は神棚に祀り上げられようとしている。

作家の髙村薫さんは、見逃してはならない事件の要を次のように指摘。

まず、今回の被疑者のような立ち位置を捉える。

親の入信で家族と自分の人生を破壊された宗教二世の存在。

それは、こうした事件が起きて初めて社会の眼に触れる。

今の社会は、貧困・宗教・病気等で疎外された人びと。

彼らが、這い上がれる社会ではない。

追い詰められて事件を起こして初めて、私たちは・・・。

ようやくその苦しみを発見するだけだ。

こうした底辺に注がれる政治の眼は冷たく・・・。

そもそも見ていないという方が正しい。

長く政権の座にあった安倍首相の国会答弁の姿が何よりの証拠。

野党の質問をのらりくらりとかわしてまともに答えない。

突っ込まれて逆切れし、薄笑いをしながら野次を飛ばす。

国会での質疑は、一言一句議事録に残り後世に伝えられる。

だが、そんなことは知ったことではない人間が、一国の首相だった。

そして、国民の代表が集う国会でそんな答弁に終始した者。

彼らの眼は、徹底して国民を見ていなかった。

いわんや宗教二世の苦しみなど眼中にあったはずもない。

国民の苦しみに背を向け続けた者が、国葬とは何の冗談かと思う。

いやぁ、髙村さんの指摘は、とても重みがある言葉だなぁ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 親分と子分の太郎 | トップ | 汚染水の海洋放出 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治」カテゴリの最新記事