内閣改造は、ご祝儀で多少なりとも支持率が上がるらしい。
しかし、文雄内閣は改造後も支持率が伸び悩んでいるようだ。
目玉として女政治屋5人を閣僚にしたが、政権浮揚効果はなし。
そして主要の政治屋は、ほとんど留任。
初入閣組は、派閥からの推薦の政治屋の面々。
結果的に党内重視の地味な陣容と専らの評であるようだ。
政界は、これじゃ解散・総選挙に打って出るなんて無理。
そんな冷めたムードのようだが、文雄は真逆の作戦。
実は、年内解散を狙って着々と布石を打っているのだとか。
某メディアの筋読みは、こうらしい。
改造内閣は確かに地味だが、よく見ると解散に向けた布陣。
女閣僚を増やしたのは、選挙応援に飛び回って貰うため。
文雄内閣は、女性に不人気なので女性票を稼ぐ狙いがある。
また、前回総選挙で9年ぶりに小選挙区で当選した鈴木淳司総務相。
比例復活の盛山正仁文部科学相らは、選挙に弱い政治屋。
彼らを敢えて入閣させたのは、選挙向けの「ハク付け」に他ならない。
文雄は、近いうちに解散を打つつもり。
だから、小渕優子選対委員長の起用をわざわざ「選挙の顏」と説明した。
内閣改造の裏では、こんな手も打った。
支部長就任が保留中の大阪4区の中山泰秀元衆院議員。
大阪17区の岡下昌平元衆院議員の「再任」。
それを先月9月12日にひっそり決定。
これで大阪府内の小選挙区支部長は全て決まり!
勝てるかどうかは別として、いつでも選挙になだれ込める・・・。
(続く)。