11月9日、ロシアのショイグ国防相が命令を発した。
ロシアが一方的に併合しているウクライナ南部ヘルソン州の州都ヘルソン市。
同所からのロシア軍撤退命令だ。
ところで先般、ウクライナの兵士たちが、ロシア軍の撤収した場所で兵器を発見。
何と、第1次世界大戦時代に使われていた機関銃を発見したそうな。
ロシア軍が遺棄して行ったのは、1910年式機関銃「マキシム」とかいうやつ。
非営利組織「変化の風研究グループ(WCRG)」が、動画とともに公開。
この団体は、米国とウクライナの関係に必要な民主的価値や・・・。
反腐敗システム、強い国防力の重要性等を研究している団体。
ところでこの兵器は、1904年に勃発した露日戦争から使用。
その後、第1次世界大戦で「最高の殺傷兵器」とも名付けられた。
青銅で作られた「マキシム」初期モデルは重さが25Kg。
100年の歴史を持つ古い兵器。
銃身を覆う水筒内部に冷却水を循環させて熱を冷ます「水冷式」が用いられているとか。
今でも依然として使用可能だというから驚くねぇ。
裏を返せばロシア軍は、現代式の先端兵器を十分に持っていないに等しい。
兵站も不備なうえ、深刻な兵器危機に直面している景色である。
西側の対ロシア制裁や輸出規制で四苦八苦のロシア。
先端兵器の在庫が十分でないため、古い兵器を使わざるを得ない悲しい現実。
戦争を仕掛けたプーチンだが、負け戦に反省しきりだろうなぁ。
それにしても、厳冬を迎えての厳しい戦争が続く・・・あ~ぁ。