大熊町の帰還計画

新聞を読んでいて違和感を感じた。

東京電力福島第一原発の事故。
そのおかげで全町民が避難した大熊町が・・・。
町内に高齢者用アパートを整備して希望する高齢者を帰還させる。

そんな準備を始めたそうな。
おまけに東京電力も社員寮750戸の建設にも入るとか。
この大熊町は、住民10,776人（10月1日現在）が避難生活。

おまけに除染で出た汚染土の中間貯蔵施設。
その建設計画があるところだ。

高齢者住宅の建設予定地域は、居住制限区域。
そして町内には、空間放射線量が高い「帰還困難区域」もある。
そんな危険な地区が隣接するところに、高齢者用のアパートを建設。

先祖の土地から離れたままではいたくない。
そんな言葉もむなしく聞こえる。
選択肢は、本当にそれしかないのだろうか？・・・。