函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

いじめの緊急調査結果に思う

2012年11月25日 04時27分31秒 | 暮らし
今年4月から約半年間で、全国の小中高校のいじめ件数は・・・。
14万4,054件で、前年度1年分の2倍を上回ったと驚く素振り。

文部科学省は、いじめのわずかな兆候でも見逃さない。
そんな意識の高まりで大幅に件数が増えたと胸を張るが・・・。
裏を返せば今までは教育現場が、弛んでいたからでないのか。
言うなれば、見て見ないふりをしていたと言うことであろう。

そして今回は、初めて重大事案も調査をしたと言う。
児童生徒の生命・身体の安全が脅かされるような事案。
その実態の調査報告を求めたところ、これまた全国で278件。

自殺未遂や怪我で入院した事例もあったが、大半は解決済み。
そんな一言で余裕を見せる文部科学省も、凄いと言えばスゴい!

そして児童・生徒1千人当たりの認知件数は・・・。
最多が鹿児島159.5件、最少は福岡の1.0件と大きな格差。
鹿児島県は、全体件数も3万877件と、全国で最多。

その県教育委員会は、こんな言い訳・・・。
増えたのではなく、軽微なものを含めて実態を掴めたから・・・。
どこまでも、呑気で長閑な教育現場である・・・。

いじめと真摯に向き合わない教育行政・・・。
これまた情けない限りである・・・。
こんなことでいじめがなくなるとは、とても思えない・・・。

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