絹の糸・・・染め上がり

染めに出していた糸が戻ってきました。
メインとなる白地が
わずかにピンクで濃い気もするけど
どうかなぁ・・・
少し悩んで、このまま進めることに。

この糸で織るのは、7月か8月。
暑い夏には、ちょうどいい色です。





いつも忙しい染め屋さんが、ちょっとだけ立ち話。
それぞれ、色々、抱えています。
まぁ、でも、今は悩むのやめとこう。

仲良きことは

風に吹かれて
ゆらゆら、ゆらゆら。

兄弟姉妹がいつも一緒で
仲がいいのは、雪柳。
散るときまでも、みんな楽しげ。





一緒にいられる時間が、短いからね。

袋帯2（裏）本番です

試し織りも終わって、今日より本番。

赤い糸と黒い糸。
織り機に張った糸の鮮やかなこと！

鮮やかといっても、際立つ赤も
黒のおかげで、ケバケバせずに落着いた赤。
糸だけ見れば、なかなか素敵。





前回使った赤ともずいぶん違うし
織ってみるとまた違う赤。

さぁ、本番。
頑張ろう。

花だから・・・・

慎ましく、うつむいて咲くのは、スノーフレーク。
「雪のかけら、雪片」という名前もきれいです。





でも、下を向いてちゃわからない。
どうなっているのか、覗いて
見てみたいという気もおきてきます。





ちょっと失礼。





あら、顔をあげても可愛らしい♪

袋帯2「コソボ共和国」

柄糸の経継が終わり、次は地糸で赤い糸。
袋帯（表）の青い糸から、袋帯（裏）の赤い糸へと
まずは結んで糸を掛け替えます。

青い糸と赤い糸。
結んでいる糸を見ていると、その国の複雑な事情が
そこに映し出されている気がして、奇妙な感じ。

結んで、結んで、一日結んで
明るい未来を、我が家の小さな機場から。

結んだ糸の数だけ
どうぞいいことありますように。


・・・出来事・・・
新元号発表「令和」