春夏秋冬コツコツ手織

日々黙々と、つくる手織りの帯は博多織
庭に元気をもらって、春夏秋冬コツコツ手織り

HP:yokokoga.com

蘇芳色の花

2020年04月03日 | 工房の庭


押し合いへし合いしながら咲いているのは
花蘇芳(ハナズオウ)の小花たち。

一つ一つは、蝶々みたいな可愛らしい花。

小さな花が集まり、今、満開。
今年は、桜より先に散りそうです。




花言葉には
「喜び」「目覚め」「豊かな生涯」

他、「裏切り」「不信仰」「疑惑」「裏切りのもたらす死」など
西洋ハナズオウ(別名、ユダの木)から連想する言葉も。


※福岡のソメイヨシノは、今からが見頃の八分咲き~ほぼ満開

手織り博多織 袋帯4「ニカラグア共和国」

2020年04月02日 | 作品・新作


国をイメージした袋帯の4本目は「ニカラグア共和国」
中央アメリカの中部、太平洋とカリブ海の間に位置する国で
多くの火山や湖があり、自然の豊かさが魅力的。

帯の表の柄は
中米最大の淡水湖「ニカラグア湖」。
帯の湖で泳いでいるのは
ニカラグア湖に生息する古代魚ターポン。

大小の魚が3匹、気持ちよさそうに泳いでいます。





帯の裏面は
「湖と火山の国、ニカラグア」を描いたもの。

両端の渦は、首都マグアナにあるオブジェ
「生命の樹」からイメージしたもの。
真ん中(メインの柄)は
火山と湖のあるニカラグアの自然。





担当させて頂いた国は、4ヶ国で
これが最後の帯となります。

4ヶ国とも、まったくご縁のなかった遠い国でしたけれど
今では、どこよりも気になる国。
(イエメン・コソボ・グレナダ・ニカラグア)

それぞれの国を思いながら、自由に作らせて頂いた袋帯。
ワクワクするような帯の制作は、なかなかできない貴重な経験。
この二年、色々ありながらも楽しかったです。

※世界196ヶ国の国をイメージした「着物と帯」を制作するという
 KIMONOプロジェクト「イマジンワンワールド」の帯



4月1日

2020年04月01日 | 工房の庭
朝から雨。

しとしと、ぼとぼと、ぽちゃんぽちゃん
時折、ゴーっと、強い風。
と、突然
薄暗い庭から、ホーホケキョ。





ホー 
ホーケキョ 
ホー ホケキョ

聴く人もいない
荒れた天気の、こんな朝。

うわぁ♪