グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

オオタカ  意外と身近にいる猛禽

2009年12月07日 22時39分13秒 | バードウォッチング
ツグミやハト、ムクドリなどの鳥類を狩るオオタカは里山の生態ピラミッドの頂点に立つ生物です。
種の保存法(絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律)の「国内希少野生動植物種」に指定され、捕獲や取引が禁じられています。また環境省のレッドリストでは、準絶滅危惧に指定されています。

一時は絶滅の危機にあったオオタカですが、保護対策やオオタカ自身が環境へ適応することなどにより、近年、数が増えていると言われています。
事実、鳥見散歩していると、ちょくちょくとまではいきませんが、オオタカに出会えることが意外に多いと感じます。
例えば前橋の敷島公園周辺や我が家の近所でも度々目撃しています。
元来、山奥ではなく、人里に近い場所に暮らしてきた猛禽ですので、環境の変化への適応力はある程度あるのかも知れません。

先日、敷島公園の近くで見つけたオオタカ

クロマツの上に止まり、あたりを見回していました。
獲物を探していたのかな



カモなどは目が横を向いており、広い範囲を見渡せるようになっていますが、オオタカなど捕食性の鳥は目が前方を向いています。カモのように広い範囲を見ることはできませんが、立体視できる範囲は広く、ハンティングに適しています。


オオタカが生息するためには、森と開けた場所(草地や農耕地)がセットになった環境が必要です。群馬県内では、郊外に行けばそのような場所は少なくありません。
冬はオオタカが開けた場所によく出てくる季節です。注意して周りを探してみれば、空を飛ぶ勇姿や木に止まっている姿を見つけることができるかも知れませんよ。



オオタカ Yachoo! オンライン野鳥図鑑

NPO法人 オオタカ保護基金

オオタカ 街で驚きハンティング ダーウィンが来た(NHK)


★      ★      ★      ★      ★      ★      ★      ★      ★

ジョウビタキ


シメ

メタボっぽい体型に親しみがわきます・・・