グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

ぐんま昆虫の森  師走

2009年12月21日 20時02分02秒 | ぐんま昆虫の森
昨日は、4週間ぶりにぐんま昆虫の森

もう新年を迎える準備が整っていました。


昨日の前橋の最低気温は-1.1℃、ぐんま昆虫の森のある桐生市の最低気温は-4.8℃。
池には薄氷が張っていました。


木々は葉を落とし、雑木林は明るくなっています。


積もった落ち葉をガサッ、ガサッと踏みながら、明るくなった雑木林の中を歩くのは気持ちがよいですね(^^)


この時期、昆虫の森のフィールドを訪れる人は少なくなります。真夏の賑やかさがうそのようにひっそりと静まった雑木林や草地を虫を探しながら散策。

トックリバチの巣

中には幼虫のためのご馳走(芋虫)がたっぷり詰め込まれているはずです。

オオカマキリの卵鞘


ハラビロカマキリの卵鞘


オオムラサキの幼虫

エノキの根元に積もった落ち葉を丁寧に一枚ずつ裏返しながら探してみて下さいね。

カラタチには、アゲハ類の蛹がたくさん見られました。


モンシロチョウの蛹

畑のそばにある看板の裏やパーゴラの柱や梁を探すと見つかります。

紅梅についていたイラガのまゆ


木の幹でジョロウグモを見つけました。

もう死んでいるかな?と思って、息を吹きかけてみたら、少しだけ動きました。
最後の力を振り絞って卵のうを守っているのでしょう。でも、外敵に抵抗するだけの力はもう彼女には残っていない・・・。

オニグルミの葉痕

何の顔に見えますか? 猿? ヒツジ? 

ハンノキ

ウインナーのように見えるのが雄花、その下の小さな木の芽のように見えるのが雌花、松ぼっくりに似ているのが球状果です。

雄花と雌花をアップで

ハンノキは冬の水辺でよく目立つ木です。

フィールドを歩いて体が冷えてしまったので、西表島の環境が再現されている生態温室へ。
イシガケチョウ


リュウキュウアサギマダラ


ぐんま昆虫の森は、冬でも面白い!(^^)

昆虫の森のプログラムは、子供向けがほとんどですが、大人向けのレベルの高い自然観察プログラムや講演会を開催してもらえると嬉しいなぁ
矢島稔園長様、よろしくお願い致します!





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ぐんま昆虫の森からの帰り道、まだ日が高かったので、ちょこっと嶺公園に寄りました。

シロハラ

ガサッ、ガサッと落ち葉をかき分け、餌を探していました

ルリビタキ



名前のとおり、瑠璃色の羽がきれいです。
今シーズン、初めて会えました(^^)