グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

早朝鳥見  Narcissus Flycatcher

2010年05月08日 20時07分52秒 | バードウォッチング
今朝も富士見町の雑木林へ。
キビタキが元気よくさえずっていました。

キビタキ




キビタキの学名はFicedula narcissina 、英名はNarcissus Flycatcher 。
種小名の narcissina は「鮮黄色」の意。英名のNarcissusはスイセンという意味ですが、これは学名と同じく黄色を表して、Narcissus Flycatcher は“黄色のヒタキ”という意味なのでしょう。narcissinaもnarcissusも、言葉のもとをたどればギリシャ神話のNarkissos(ナルキッソス)です。
Narkissosは泉に映る自分の姿に恋い焦がれるが、その思いが満たされずにやつれ果て、ついにスイセンになってしまった美少年。
ギリシャ神話からキビタキの学名や英名が付けられたわけではありませんが、美しい羽の色と可愛い歌声のキビタキの中にはナルシストがいても不思議ではないと思ったりします。



キビタキには新緑がよく似合いますね(^^)


センダイムシクイ


シジュウカラ

桜の木で餌を探していました。シジュカラが育雛中に捕らえる主な獲物はイモムシです。シジュウカラは普通種で個体数がとても多いですので、日本中でシジュウカラが食うイモムシは膨大な量でしょうね。

電線に止まっていたホオジロ夫婦

右が♂で左が♀です。

セモンジンガサハムシ

金色に輝く背中のXが特徴的です。