グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

烏川のアオハダトンボ

2010年05月27日 21時49分50秒 | 自然観察
今日は高崎市内の烏川へ
早朝は曇っていましたが、8時頃から久しぶりにカラッと晴れて、爽やかなお天気になりました。


川辺の草に止まっていたアオハダトンボ

この場所にアオハダトンボがいるとは知らなかったので、最初はハグロトンボかと思ったのですが、翅の偽縁紋でアオハダトンボと分かりました。
私は高崎出身なので、子供の頃はよく烏川で遊んでいましたが、アオハダトンボの存在には気付きませんでした。

上の写真と同じ個体ですが、光りの当たり方によって体色が違って見えます

メタリックなボディーがきれいです

こちらもメタリックな輝きが美しいコガネムシ


モモブトカミキリモドキ


ムシトリナデシコ

川原などでよく見かけるカワイイ花ですが、ヨーロッパ原産の帰化植物。「虫取撫子」という名前が付けられていますが、食虫植物ではありません。茎の上部からは粘液を分泌し、それに虫がくっついてしまうことがあることからムシトリナデシコの名がついたそうです。受粉に貢献しない虫が花に来るのを防ぐ仕組みであるとされています。
それにしても、植物、特に身の回りでよく目にする植物には外来種(帰化植物)が多いですねぇ。外来種問題というと、農林水産業や人に危害を及ぼす動物がクローズアップされることが多いですが、植物はそれ以上に深刻な状況ではないでしょうか。
日本本土の植物の約4000種うち外来種は1200種と言われています。