グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

赤城山にプチ避暑  覚満淵のカルガモ親子やアキアカネなど

2010年07月19日 23時52分35秒 | 自然観察
今日も昨日以上に暑かったですねぇ
今日の前橋の最高気温は35.6℃。今年初めての猛暑日でした。
朝9時にはすでに30℃を突破。こんな日には、赤城山にプチ避暑です。
赤城大沼までは、我が家から車で30分ちょっと。前橋市街地からでも1時間足らずと手軽に行ける避暑地です。

覚満淵・赤城小沼・新坂平を散策しました。

まずは小尾瀬とも呼ばれる覚満淵





爽やかな風が吹いています。下界との気温差は10℃近くあるのではないでしょうか。
話は変わりますが、ビジターセンターの自販機では、真夏だというのにホットの缶コーヒーがあるんですよ。私、覚満淵を歩いた後に間違えて熱い缶コーヒー買っちゃいました・・・(^^;)

覚満淵のアイドル、カルガモ


いや~ カワイイですねぇ




時間が経つのも忘れ、しばらくカルガモのヒナを眺めていました。








覚満淵にも小沼にもアキアカネがたくさん飛んでいました。


赤く色付き始めた個体も




逆立ちしているアキアカネ

赤とんぼの仲間は、暑い日によく逆立ちのような格好をしています。これは、体温が上がり過ぎないように太陽の光が当たる体の面積をなるべく小さくしてるのです。だったら、日影に入ればよさそうなものですが・・・(^^;) (ミヤマアカネが暑い時に、草の影に入っているのを見たことがありますが、それでも木陰で日差しを避けるようなことはしないですね)
ここは下界に比べれば涼しいと思うのですが、アキアカネにとっては日差しがキツイのでしょうね。

ヤマトシリアゲ

名前の由来は・・・なんて写真を見れば一目瞭然ですね。尻がくるりと巻いています。まるでサソリのようですね。

ニッコウキスゲは、シカ避けのフェンスの中だけで見られました。赤城山ではニホンジカが増えすぎて、植生に影響を与えているようです。


赤城小沼




トリアシショウマ


ヤマオダマキ


小沼にはツチガエルがたくさんいました。

私はカエルが苦手ですので、カメラのズームを最大にして離れた場所から撮影。こういう時にも役に立ちます、20倍ズーム。

イチモンジチョウ


シモツケは赤城山に登る道路沿いなどにもたくさん咲いています。


ノハナショウブ

新坂平の草原の中に点々と咲く紫の花はよく目立ちます。


帰り道、車の窓を開けていると、山を下るにつれて気温がグングン上昇してくるのが分かります。
明日は、さらに暑くなりそうですねぇ・・・


赤城山紹介 前橋市

今朝の散歩

2010年07月19日 23時22分18秒 | 自然観察
今朝は5時半に起きて、ご近所をお散歩。

先週、生き物調査をした池

網は持って行かなかったので、目視観察。
ハイイロゲンゴロウは相変わらずたくさん見えました。それからコガムシも。

まだ少し尾が残っているニホンアマガエル


池にはアオミドロが繁茂していました。

繁茂したアオミドロは除去した方がよいのか? それとももうしばらく様子を見てみようか?
水深も全体的に浅いので、もう少し掘り下げた場所が欲しいな。沈水植物もあった方がいいな。入れてみようか。
それよりも、この池はまだ名前が付いていなかったな。どんな名前がイイかなぁ
池を眺めながら、独り言ブツブツ・・・

水面に落ちた虫に群がるアメンボ

アメンボは、水面に落ちた虫に口吻を突き刺して体液を吸います。
先週の生き物調査で、何人かの子供から、「アメンボはどうして水に浮けるの?」という質問がでました。
アメンボが浮けるわけ・・・体重がとても軽い。脚の先に細かい毛が密生していて、さらに水を弾く物質を分泌している。これらによって、水の表面張力で浮くことができます。
ところで、アメンボは「雨棒」ではなく、「飴棒」です。飴のような匂いがするというのが由来です。

コフキトンボが来ていました。

来年は、この池でトンボの発生が見られるでしょう。

池以外の場所で
キタテハ(夏型)


ササキリの幼虫


エゴノキに付いていた虫こぶ

エゴノキに、上の写真のようなものが付いているのを、良く目にします。これは、エゴノネコアシフシという虫こぶ(虫えい、gall)です。ネコの足に似ているのが名前の由来だそうですか、ネコの足に見えるでしょうか? そう言われれば見えないことも・・・(^^;)
エゴノネコアシアブラムシの寄生によって作られます。

今日はアブラゼミの抜け殻を見つけました。


ヒグラシ(上)とアブラゼミ(下)の大きさ比較