グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

ぐんま昆虫の森  梅雨の晴れ間

2010年07月04日 21時21分37秒 | ぐんま昆虫の森
久しぶりに青空が広がり、気温はぐんぐん上昇、今日の前橋の最高気温は34.0℃、今季最高となりました。
こんな日は、やっぱりぐんま昆虫の森ですよね (^^)



ぐんま昆虫の森の原っぱや雑木林を虫を探しながら歩いていると、小学生の頃の夏休みにタイムスリップしたような気分になります。
虫とりに夢中になって時間を忘れ、家に帰るのがすっかり遅くなってしまい親に叱られたことが何度もあったよなぁ・・・
気持ちは40年近く若返りますが、悲しいかな肉体は当然の如くそのまま。原っぱや雑木林を軽やかに駆け回ることはできません (^^;)

水辺で見つけたトンボたち
シオカラトンボ


オオシオカラトンボ


夏の赤唐辛子、ショウジョウトンボ



トンボ池で激しい縄張り争いを繰り広げていました。バチッ!ガサガサガサ!と2匹の真っ赤なトンボが空中でぶつかり合う様は迫力満点です。

キイトトンボ

ちょっと太めのイトトンボ。体色が黄色なのと飛び方がたどたどしい感じなので水面を飛んでいる時はよく目立つのですが、草に止まっていると分かり難いです。

モノサシトンボ


夏の雑木林の主役は、やはり樹液酒場のカブトムシ

まだ、カブトムシの数は少なく、全部で20匹くらいしか見ることができませんでしたが、これからどんどん数が増えてきます。一番多く見られる時期は今月半ば過ぎから8月上旬です。
昆虫酒場にウジャウジャとカブトムシが群れている姿を見るには、夏休み前半に昆虫の森にお越し下さい。旧盆頃になると数が減ってしまいます。

樹液酒場では、今季初めてオオムラサキの姿を見ることができました。


樹液を吸っているオオムラサキは翅を閉じていることが多いので、美しい紫色の翅をなかなか見ることができません。
動画で撮影して一瞬だけ翅を広げたところを切り出しました


動画はこちら↓


スジクワガタ





コクワガタによく似ていますが、大顎の形が少し違います

ノコギリクワガタ

小型の個体なので、大顎が湾曲せず真っ直ぐです。

樹液を求めて歩き回っていましたが・・・

この後、オオスズメバチに追い払われてしまいました。オオスズメバチ、強いです。

ルリタテハ


翅を広げると、とってもきれいなんですが・・・


翅を閉じていると、全然目立ちませんねぇ


アゲハ


ノシメトンボ



翅の先の黒褐色の斑紋、眉斑、胸の模様が見分けるポイントです


オカトラノオ


キタキチョウ


ノリウツギの花には、ハナカミキリの仲間が来ていました。
アカハナカミキリ


ヨツスジハナカミキリ


コウゾの実

甘味があって味は悪くないのですが、短い毛のようなもの(花糸部分)が舌にまとわりつくように残るので、後味が悪いです。(一度は食べてみて下さい。何事も経験ですので・・・)

オオバギボウシ





来週末にはヤマユリも咲き始めることでしょう。
昆虫の森のフィールドも夏本番を迎えます。