4月14日21時26分、熊本県で内陸型の地震が発生した。海溝型と違って津波の心配はなかったが、震源までの距離も浅く、直下型の大揺れで、被災者の方々は生きた心地もなかったろうと思う。しかも、地震慣れしている東北地方の住民とは違い、生まれて初めての大きな地震だったのではないだろうか。
14日の地震が本震ではなく前震だったことも予想などつく筈もない。実は東日本大震災の3.11の前の3.9に大きな前震があった。また、地震では本震より余震の大きかったこともあった。地震には常識と言うものはない。常に逃げる準備をする事が必要なのだろう。
今回の地震で多くの建物が倒壊し死傷者も被災者も増えた。津波や火事がない分、落ち着いたら荷物を取りに行く余裕も生まれるだろう。余震が恐くて車の中で暮らしている人は、できる限り外に出ての運動が必要だそうだ。同じ座った姿勢を続けていると、エコノミー症候群のような症状に襲われる。笑い事ではなく死に至ることもあるので注意が必要だ。
九州熊本は遠い。支援物資を安直に届けられる距離でもない。緊急物資は近場の方々に任せる事にして、必ず未来に必要になってくる義援金を準備しよう。そして、この被災を忘れずに、元気に元に戻るまで見守っていこうと思う。
義援金は在来の団体を通すと、途中で余所の国に横流しされたり事務経費で消えたりするので、直接熊本県庁へ送るのが一番だと思う。
平成28年度熊本地震義援金の募集について 熊本県庁
内容を見て貰うと判るが、銀行名及び口座番号が書いてある。同じ銀行なら振込手数料はかからないが、遠くの地域から送るにはゆうちょ銀行が便利である。口座から口座へ送る事が出来る。ただし、ゆうちょ銀行についてはこれから開設する予定だそうだ。開設してから送っても間に合うと思う。
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お亡くなりになられた方には御冥福を、怪我をされた方、被災された方には心からお見舞いを申し上げます。
前震から3週間経ちましたが、いまだ余震が続き、復旧に向かいながらも不安が拭い去れない毎日です。
先日ご心配いただきました山鹿灯籠踊りの鹿本農高郷土芸能伝承部に安否確認をしておりましたが、下記のような返事が届きましたのでどうかご安心ください。
先日より、御世話になっております。
柴田様にも、名取市閖上の皆様にもお気遣い頂き、本当に有り難く思っております。柴田様は、被害のほどいかがだったでしょうか?
本校は、山鹿市にございますが、お陰様で被害を免れ、地震直後から休校になることもなく、生徒は皆 元気に生活しております。
個人的に、私が避難所生活、車中泊など経験致しました。
ただ、震災直後の緊急速報から、すぐに仙台市、名取市、閖上地区の皆様より、心配・励まし・アドバイスを頂き、また定期的にご連絡を頂戴し、本当に心が救われています。
熊本県内で起こってしまった震災に、辛い気持ちがあるのは当然ですが、落ち込んでばかりもいられないと、「今、自分たちにできること」を、生徒と考え 取り組んでいます。
山鹿市や、鹿本農業高校は、本当に大丈夫です。余震も、ほぼ ございません。近々、熊本県は元気であることを、笑顔で報告できるようにします。
お手数ですが、先方へ、安心して頂けますよう、お伝え下さいませ。
宜しくお願いします。
【頑張ろう熊本!負けんバイ熊本!】
熊本県立鹿本農業高等学校
郷土芸能伝承部 中川留美子
今回の熊本大地震は、余震の数が半端ではありませんね。倒壊を免れた家屋も、余震で常に揺れるのは、あまり良い状態ではありません。
陸上競技場に張られたテント村も、報道されていますが、熊本を含む九州は、いつも台風の被害を受けている所ですし、一刻も早い仮設住宅復興住宅が出来ることを望みます。
これから暑い季節に入ります。体調など崩されませんように。