朝から雨。 今日のような日は四国村もしっとりと雨にけぶり風情もある。、、、が自然の青石の石畳はお天気がよくても歩きにくいから、雨で滑りやすくなった坂道は杖をついていても危険だろう。(危険?歩き憎いことだろう。)
四国村にある美術館では、猪熊弦一郎の作品の展示が行われている。
今回は入館するや「今日は自由にに写真を撮ってもかまいませんよ」と、受付の人が言って下さった。
お言葉に甘えまして!
屋島の山裾を切り開いて作った美術館。設計は安藤忠雄。コンクリートを剥きだしの一目で彼の一種の作品と分る美術館だ。余り大きくない。展示の作品を見てまわるにはちょうど良い広さ。他の美術館を出る時はいつも疲れているが、ほどほどの展示作品のこの美術館は私のような素人鑑賞者には最も的している。
ニューヨークと云う作品。
猪熊弦一郎美術館は丸亀市にある。いつでもそちらへ鑑賞に行って下さい。
パリで暮らしていた時の小作品か?少女がミシンで何かを作っている。そのミシンとおぼしき、30センチばかりの古いのが作品の反対側のウインドーに飾られている。
糸が付いたまま。色あせている。手動式だ。
手慰みに作ったのであろう作品?の展示。 包み紙を丸めた🐇。金網を丸めた何?
薬を飲んだあとに残った。針金を巻いた。 食べずにおいたお菓子を繋いだ。
お菓子の包装紙や残った針金の細工で、次の作品が天から啓示されるのを待つ時間潰しに、、、指を指が動いたの?
ビールやジュースのステップルを繋いだ、象さん?のネックレスか?
まだまだ、面白いがいっぱい。ガラスケースの中に納まっていた。
猪熊弦一郎を知らぬ人は多いが、この三越の包装紙を見たことの無い人はいないのではないかと思う。
奥様と猫をこよなく愛した猪熊には猫をモチーフにした小物もたくさんある。私は猫ちゃんの絵ハガキを買って猫好きの人の便りに使っている。
門を入って美術館までのアプローチに梅の木が多くあり、その木に梅の実がいっぱい。甘すっぱい匂いが辺りに立ち込めていた。
梅の実の熟れてこぼれて甃
黄薔薇紅薔薇大風に色散らす