老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

   湯の町

2020-09-17 11:17:41 | 好き好き俳句

ここは讃岐の奥座敷と言われる場所。
ここへ行くまでの山の道、またこの場所も、今までに訪れた全国の温泉地と雰囲気は良く似ている。

そして在します、行基さま。

ありがたい行基さまも全国の津々浦々で何度もお目にかかったことか。

ここの温泉も行基さまが見つけたと。。。

     ☆    秋出水濁々音立て峡の川



連れ合いが温泉が好きで、コロナが流行る前は、温泉をよく利用をしていた。

もう半年以上もここの温泉にも入浴をしていない。
入浴をしたいのはやまやまだが少しの辛抱。



駐車場には、ぽちぽちと曼珠沙華が。

     

大きな黒揚羽蝶が、花から花と移っていた。

     ☆     せわしなく羽打つ秋の黒揚羽

     ☆     山気おびひょろひょろなりぬ曼珠沙華

     ☆     道野辺に無縁仏や死人花


        
 
ここへの目的はお蕎麦を食べる事。
主にお年寄りが、、、集っていた。

     ☆    メニュー見ずとも走り蕎麦頼みけり

     ☆    新蕎麦に添え小紫の紫蘇の花

外食は控えていたが、最近は、C級グルメの回転ずしや、うどん屋、そしてこの蕎麦屋と恐れつつも行った。

いつまで、コロナとの共存の生活を続けるか判らない。
最低限に外で食べる事も気分転換になると、思いつつ恐れつつ昨日は行った。

     ☆     道の駅ぬかごとスダチ買ひにけり

コメント
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