老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

   四捨五入すれば、、、、

2020-09-19 11:43:46 | カラ元気のシニア
      

赤い靴 は~あいてた お・ん・な  の子

靴が歩いている。
私が歩いているのじゃない、、、、と歩きながら思った。紅い靴が眩しい。

四捨五入をすれば 80の ば・あ・ば ・・・

買う時ためらった。
こんな紅い靴をはいて、、、

まァ いいか~。
ちょうど手に入れやすい値段だし。。。。
明日コロナに罹ればどうなる?

この靴を履いて散歩をしよう~と。

履き心地は満点。軽く、皮がやわらかい。


         

夏籠りから解放をされた。
涼しい。
紅い靴を履いて散歩に。
一か月ぶり? もっと、、、30分以上も散歩に時間を費やすののは!
筋肉がなまりかけていた。息切れしそうにか?
そんな杞憂もあった。


こんな爽やかに晴れ晴れと、足が運べるとは自分でも思っていなかった。
杖は突いているものの、空気が美味しい。
少し色に抵抗感はあるけれど、こんなに靴一足に威力が潜んでいたなぞとは思いがけなかった。
楽しい!

孫にも衣装ならぬ 婆にも靴で、散歩をしよう!頑張るぞ!

    ☆     鶏頭に吾にやさしき風きたる

    ☆     爽やかや新しい靴即なじむ

    ☆     秋時雨そこそことなる立ち話

    ☆     爽やかやベンチを囲む雀どち 

    ☆     ハチャトリアン大音量の蜜柑山 

    ☆     衣被お茶の銘柄変えてみる  
   



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 じっとしておれぬ

2020-09-18 15:22:32 | カラ元気のシニア


涼しくなった。
家にじっとしておれない。
デパートが私を招いている。

デパートは秋色満載。
コロナ禍と言うに、私のような極楽とんぼが、、、、
この写真を見る限り閑散としているが、、、、


     


気分転換に新しい靴が欲しくなった。
新しい靴を履けば、歩く気もおこるかも。元気になるかも?

    


ウインドーの中に動物の木彫りが展示されていた。
     

     


可愛いい!
表情も精巧で、こんなのをパソコンの傍らに置いておきたい。

      


この猫ちゃん。いいな~!
鑑賞をするだけ。以前ならともかく、今の私には買えない。


    

和風の小物ショップへ、、、
和風柄の洋服が並んでいる。

寄ってきた店員さんに、
「私は洋服を縫うのが趣味だから、生地だけ欲しいんだけど、、、」
言ってみるものだ。
「お好きな柄をお取り寄せいたします。」
だって。

ここの売り場の九州にある生地の店のホームページはいつも見ている。

どんなデザインが婆向きか、いつも参考にしている。見るのも楽しい。

パソコンの画面で見るより実際の製品を見ると、縫いたい、、、と思ってきた。

二つの柄の布を取り寄せてもらった。

まったくの衝動買だ。


今日の買い物は勿論、お目当ての靴とこの布の注文で終わり。

連れ合いには、デパ地下でお弁当と中華饅頭を、、、

待合室でうとうととしていた連れ合いが
「楽しかった?」
「もっと居りたい。。。。」

「あのな、宝飾店の前で小さい天道虫🐞のブローチがあったから、ガラスケースごしに見ていたら、猫ちゃん、ワンちゃん、バイオリン、、、と次々にケースから出して、勧めてくるの、、、、私がダイヤモンドやルビーで出来た高価な宝石のブローチが買えると思ったのかしら?アハハーハー」
(どれも7~80万クラス 1.5センチくらいの大きさ。)

「よかったじゃん、目の保養ができたじゃん」

しかし、少しだけ楽しかった婆バーだった。


           🍃     柳散る客待つ俥夫の肩の先

      🍂      回転扉出れば街は秋色に

      🍃      コーヒの香欅の並木枯れる街
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   湯の町

2020-09-17 11:17:41 | 好き好き俳句

ここは讃岐の奥座敷と言われる場所。
ここへ行くまでの山の道、またこの場所も、今までに訪れた全国の温泉地と雰囲気は良く似ている。

そして在します、行基さま。

ありがたい行基さまも全国の津々浦々で何度もお目にかかったことか。

ここの温泉も行基さまが見つけたと。。。

     ☆    秋出水濁々音立て峡の川



連れ合いが温泉が好きで、コロナが流行る前は、温泉をよく利用をしていた。

もう半年以上もここの温泉にも入浴をしていない。
入浴をしたいのはやまやまだが少しの辛抱。



駐車場には、ぽちぽちと曼珠沙華が。

     

大きな黒揚羽蝶が、花から花と移っていた。

     ☆     せわしなく羽打つ秋の黒揚羽

     ☆     山気おびひょろひょろなりぬ曼珠沙華

     ☆     道野辺に無縁仏や死人花


        
 
ここへの目的はお蕎麦を食べる事。
主にお年寄りが、、、集っていた。

     ☆    メニュー見ずとも走り蕎麦頼みけり

     ☆    新蕎麦に添え小紫の紫蘇の花

外食は控えていたが、最近は、C級グルメの回転ずしや、うどん屋、そしてこの蕎麦屋と恐れつつも行った。

いつまで、コロナとの共存の生活を続けるか判らない。
最低限に外で食べる事も気分転換になると、思いつつ恐れつつ昨日は行った。

     ☆     道の駅ぬかごとスダチ買ひにけり

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   酔芙蓉

2020-09-16 23:58:48 | シニア
 


酔芙蓉を見に行く。
誰が名付けたか粋の名前だと思う。

      

結願時へあと一里くらいの街道筋に咲いている。
少し遅かったのか散りかけ萎んだ花が多い。

     ☆     酔芙蓉記憶どうりの山の辺に 

         


狭い二車線道路に沿うて24~5メートル咲いている。
車を降りて写真を撮る。連れ合いの車は、ここに止めておけぬから、ずーと先で待っている。

      ☆    酔芙蓉悪年よりにはなるまいぞ

 
       
  

天気予報どおりに雨粒が落ちてくる。
たいした降りにはなりそうでない。安心する。

     ☆    酔芙蓉雨の気配のしてきたる

      

自転車に荷物を積んだお遍路が遠ざかる。
健脚らしく坂道をすいすいと登ってゆく。
太い太股。日焼けをしている。
何日かけて八十八ケ所をまわるのだろう。そんな、いつもの事を思いながら見送った。

     ☆    芙蓉咲く刃物研師が来る頃ぞ

     ☆    酔芙蓉駄句が名句になればなあ

     ☆    蕎麦の畑けぶりてをりぬ山の雨

     ☆    萩月の火の見櫓と天文台

        


一人で吟行。
今日は作れずとも、ふっと記憶に残っていて句が生まれることが多々ある。

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   障子入れる

2020-09-15 12:50:25 | カラ元気のシニア
       

隠れ家の整理整頓に精を出している。

いつもいつも、ニャナメに周りをうろつかれて、甘い声を出してじゃれついてくる。仕事がはかどらない。

     

静かだと思って隣の部屋にゆくと、まるで飼い猫同然だ。

カメラを取ってくる間までは、手足を伸ばし臍天の無防衛の姿だった。

    

ナニャメ「ここにいたの」と言うより早く身構えている。

        

野良猫は油断ができない 隙を見せれない、哀れといえば哀れ。

ころころと寝返り?を繰り返している。

        

お裁縫をする私の傍らにはいつもハナちゃんがいた。
時々、パソコンの上にきて、夢中になってパソコンを打っているのがお気に召さないらしく、キーボードの上に寝転んで邪魔をしていた。

その部屋がナニャメも好きで、二階へ来ては、この部屋にいる。 

     🐈     障子入れる我が物顔の野良猫に

     🐤     鋸の音小鳥きたかと紛ふ

     🍂     手入れして狭庭明るく爽やかに

     🌈     庭手入れ残る凌霄伐りにけり


      

我々が帰ろうとすると、庭にほっぽり出しているプランターの中から、ニャナメーが怒ったような顔で見ていた。

     😿     白秋や水子地蔵に風車

     🌾     刈り入れもまぢか浮塵子に右往左往

お隣さん大変だ。。。。浮塵子の消毒に余念がない。


    
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