大阪水曜ほっと集談会一世です。
先日金融機関から連絡がありました。
一瞬とても嫌な予感がしました。
どうせ口座にお金がなくて引き落としができないという連絡だろうと思ったのです。
ところが真逆でした。
住宅ローンを完済されましたという連絡でした。
大谷翔平選手の結婚と同じぐらいの衝撃でした。
30年以上の間、私を苦しめてきた住宅ローンがなくなったという事実に唖然としました。
10年以上に及ぶ単身赴任生活、上司とぶつかり四面楚歌による適応障害、何度も辞めようと思いながら、ローン返済が心によぎり、ギリギリで何とか持ちこたえてきました。(泣)
知らせを聞いて安堵感と共に、なぜか深い虚脱感 がありました。
そういえば症状にとらわれなくなった頃の自分に似ているような気がします。
どちらも開放感と共になんだか心許なく寂しい気持ちになりました。
がんじがらめの高校生活から大学の自由なキャンパスに学んだ時の感覚に似ています。
同時に心のとらわれ、症状という自分に課していたものが実は自分の生きるエネルギーではなかったかという気づきも得ました。
これで週二回ぐらいはハッピーアワーに通えると思いましたが、ケチな私は貯金をして旅行も兼ねて全国の集談会に行きたい!
自助グループでのリモート活動のおかげで北は北海道から南は沖縄まで知り合いが出来ました。
歓迎されるかどうかは、別にしてリアルにお会いして話を聞きたい私です。
それが今現在の私の純なる心、みずから欺かない心なのです。
※今日の森田の言葉
しつこいかもしれないが、くりかえす。
神経質のとらわれ自体も、当面はそのままにしておくこと。
いいとかわるいとかはべつとして、いまの「本然の感情(情動)」を尊重してみる。
なるべく「かくあるべし」で抵抗しない、そこがすべての出発点となる。※
いつも思うのですが、わかりやすくて、読めば読むほど心に残る味わい深い言葉ですね。
2024.3.3 一世
※そのままのあなたですべてよしーわたしの森田人間学ー
※山中和己氏著
※生活の発見会発行
※山中和己氏著
※生活の発見会発行