大阪水曜ほっと集談会一世です。
時代が変わっても、変わらないことがあります。
人間関係の悩みです。
特に若い頃は友達がいないというのは、深刻な悩みですね。
かつてわたしもそうでしたが最近時々ですが若者世代に、
「一世さん〇〇にいきましょう」とランチや映画に誘われることがあります。
うれしい反面、なんで還暦過ぎの今やねん?
遅いやろ!
45年前に言ってほしかった!
10代の頃孤独で、ガールフレンドどころか同性の友達もいなかった私です。
読書恐怖のとらわれから、勉強不能になり、受験校で落ちこぼれて何の存在価値もないと思い込んでいた劣等生が、当時の私でした。
唯一の居場所が図書館!
ちなみに友達がいなかったので成人式や同窓会にも、行ったことがありません。
ほっといてくれ!
今、広場恐怖や対人恐怖の、若者に言いたいことがあります。
時代錯誤かもしれませんが、好きな異性や信頼できる同性がいれば映画やコンサートに誘ってみよう!
問題は、振られることではなくて、告白することを避けること、失敗を避けることなのです。
失恋がなければ文学もオペラもタンゴも生まれなかったでしょう!
やはりその年代にしかできないこともあるのです。
自分は、孤独が好きだなどと間違ってもカモフラージュしてはいけません。
それは、自らを欺く心なのです。(ここだけ森田)
人見知りで自意識過剰で、ぎこちないけど、そんなあなたのことを好きになってくれる同性の友人や異性もいると思うのです。
もし振られても全人格を否定されたのではけっして、ありません。
ちなみに、森田博士は恋愛の心理にも言及されているのです。
ああ、45年前に戻って告白したい!
ちなみに、還暦を過ぎても友達がいない、知人がいないのは、ある意味で因果応報、自己責任です!
知らんけど!
※今日の森田博士の言葉
(友達と仲良しになれぬことについて)
すなわちこれも、少々苦しくともただ人並みに交際していけばよいのです。
あなたが、ずっと小児のときのことを思い出してごらんなさい。
幼な心でさえも、人に対して、イヤイヤながら、笑顔をしたり、人の仕事の手伝いをしたり、愛嬌をいって人に好かれたいと思ったことが、あるにちがいありません。
それは、まだ心が単純で、神経質のヒネクレた思想が発達しなかったときだからです。
2024.3.9 一世